小学生時代の私の救世主たち

私の人生を語る上で書かせない要素である
いじめについて書こうと思います
私は無視やシカトもいじめだと思う。

私は嫌なことは時と共に忘れることができるので
思い出して涙が出るようなことはない
今はその人達に嫌な感情も抱いていない
仲良くなった人もちゃんといる
だけど小学校中学校で楽しかった思い出は
ほぼほぼありません

小学校時代の具体例はもうあまり思い出せないけれど
思い出せる案件が幾つか。

教室に私の悪口が書いてある手紙が落ちている
私抜きで授業中に手紙を回される
ひそひそ話が日常茶飯事
ブスだと言われる
私を抜いた女子全員で誕生日会が開かれる
休み時間や教室移動でハブられる
秘密をバラされる
歳下の子と遊んでいると笑われる

田舎の学校なので一学年1クラスしかない
女子の数なんて両手で数える程しかいない
残念なことに私は死ぬほど負けず嫌いなので
休むのが悔しくて毎日学校に行ったけれど
毎日学校に行くことすらしんどかった

陰キャなのに授業中は挙手しまくっていた
宿題が面倒すぎてやらなかった
音読のサインは父親の筆記体のgoodを
いつも真似て書いていた
小学校の中ではそこそこ勉強ができた
アリの行列のテストがわからんすぎて
テスト中に泣いた
身長がいちばん低いし成長も遅かった
スポーツを習ったことがないので
殆どの種目でなかなかの運動音痴だった
一人だけランドセルがピンクだった
寝るのは20時から20時半
ドラマは見させて貰えない
ドラマもバラエティも流行りの曲も何も知らない
厳しい両親は二人ともフルタイムで働き
ご飯はいつも母屋で食べていた
可愛いものを持たせて貰えなかった

自分の性格、容姿、環境、全てが嫌いだった

いつもいつもみんながひどいわけじゃない
笑顔で話しかけてくれる時もある
多分、だから私のことは別に問題視されなかった

だけど小学校時代の私を
・拾った捨て猫ココア
・転校生Y
・吹奏楽
の三要素が救ってくれた

理科の授業で川に行った上級生が見つけて
箱ごと持って帰ってきた捨て猫のうちの1匹を
親に相談もせずに勝手に持って帰った
親は最初は は? って感じだったけれど
拾ってきたものはどうしようも無いので
その日のうちに猫のトイレを買ってきてくれた
猫はいつでも可愛いし
私を求めて寄ってきてくれる
なんでもいいから必要とされるのが嬉しかった
帰ったらここたんが待ってるから今日も頑張ろう
って思うことが出来た
目を真ん丸にして私の方に寄ってくる猫が
14年経った今でも愛おしくてたまらない
(正直今はたまに実家に帰っても寄ってきてくれん)

転校生のYは状況を知っても私とも仲良くしてくれた
いつもいつもずっと一緒に居た訳じゃないけれど
中学卒業して学校離れてからほとんど会わなくなった今でも
「Yちゃんは○○(私)の恩人だよね」
と母親と何度も話題にするくらい貴重な存在だった
休みの日に遊んでくれる唯一の友達
何して遊んでたか微塵も覚えてないけれど
彼女がいなかった時のことを想像すると
本当に気が狂いそうになるし
中学に入っても何度も存在に救われた
(就職祝でハーゲン箱で持っていくって言ったきり
私が行ってないので会えていない)

吹奏楽は小5から始めた
宿題をほったらかした原因の一つ
楽器はいちばん目立つからって親が決めたトランペット
初日に音が出なかったのが悔しすぎて
誰よりもたくさん練習して
1stやソロをたくさん頂いた
講師の先生や指揮の先生に褒められるのが嬉しかった
(と言うても所詮小学生レベルなので
中学で部活に入ってから現実を目の当たりにする)
みんなが一つ一つのパートを受け持って
ひとつの曲を完成させることに感動を覚えた
一人ひとりに役割があるのに魅力を感じた
管楽器が大好きになった


中学のことはまだ怖くて書けないけれど
高校受験と大学受験を死ぬほど頑張ったおかげで
有難いことに今は周りにとても恵まれて生活出来ています
ハブられることに恐怖心を覚えすぎて
単独行動が死ぬほど苦手だった私ですが
今ではひとりの時間も楽しめるようになれました

今日もまとまりが無くなった
今日の要点は
変なやつでも居心地いい世の中になるといいな、
にしよう
ちなみに私が変なのは
変であることで周りに気にかけてもらえる
と変な勘違いを覚えてしまったからです
足音も変顔も最初はただの自己主張でした
もう大人なのでいい加減早くなおしたい。

苦しい時に自分を助けてくれるひと、こと、ものがあれば
なんとか生きていくことが出来るから
この先もずっと大切にしていけたらいいね
(多分こっちが要点)

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