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麒麟旅010-1(2023.10.22 ロケ地:飯高寺)

※ これは旅の備忘録です
※ この記事は長くなります
※ 単純に「行く」ことに重きを置いているので見落としてしまう場所もたくさんあります…

10回目の麒麟旅は初めてロケ地に行って参りました。

東京へ行く機会があり、それなら関東でしか行けない場所に!と思い、思案の結果、千葉の飯高寺へ行くことにしました。あわよくば茨城の小目沼橋にも行きたかったのですが(もっと言えば千葉の小浦海岸や銚子や他にも色々行きたかったのですが)、日の入り後に行って川に落ちてはいけないので断念しました。

最終的に、①飯高寺(麒麟十兵衛と高政の思い出の地)で第3話と第8話の撮影場所を確認、②天神の森(飯高寺隣の朝ドラらんまんロケ地)、③上野の天海大僧正ゆかりの地めぐり、④上野のうさぎやさんのどらやき購入(映画『リボルバー・リリー』に登場)となりました。

今回も公共交通機関の旅で、①②は初日、③④は翌朝となります(③④は麒麟旅010-2に記載します)。始発新幹線で出発、途中、山崎合戦古戦場あたりでここかぁ…と思いを馳せつつ、東京へ直行しました。

新幹線から見える山崎合戦古戦場のあたり(向こう)
新幹線から見える山崎合戦古戦場のあたり(右方向)

飯高寺は千葉県匝瑳市にあり、東京駅から総武線に乗り換えますが、総武線のホームが地下5階と知った時は衝撃でした。でも教えていただいた通り進むと、新幹線を降りてから地下4階のコインロッカーに荷物を入れるまで約6分、意外と早く着いたので急いで特急券を購入し地下5階のホームへ。諦めていた10:11発の特急「しおさい」に乗ることができました。

総武線ホームまでは頭上と床に表示が(写真は床)
この通り進めば新幹線口からB4Fまで迷いませんでした
東京駅B1FからB4Fへ降りるエスカレーター
B4Fのコインロッカーはエスカレーターを降りて
左にUターンするとすぐ見つかりました(矢印)
券売機も成田エクスプレスの券売機横にありました

総武線からは美しい景色が見え癒されました。

総武線から見える景色

特急しおさいで1時間20分、JR八日市場駅で降り、ここから飯高檀林跡駐車場(南側)までタクシーで向かいました。

JR八日市場駅(タクシー乗り場は左側)
駅前の飯高檀林案内板 下の2つは本日の目的地

10分程度で飯高檀林跡駐車場(南側)到着

飯高檀林跡駐車場(南側)
駐車場内の飯高檀林跡観光案内所

駐車場内の観光案内所に『麒麟がくる』ロケ地の説明が貼ってありました。とても嬉しかったです。

飯高檀林跡観光案内所にある『麒麟がくる』ロケ地の説明
左側は他の作品 右側が麒麟

飯高檀林跡(飯高寺)は、1580(天正8)年、現在地に開設された日蓮宗内で最大最高に発展した学問所で、講堂・総門・鐘楼・鼓楼は国の重要文化財、境内全体は千葉県の史跡に指定されているとのことです。

駐車場から飯高寺総門まで案内のとおりに進みます
①②③④⑤の矢印の順

駐車場から飯高寺総門まで徒歩6分程度で着きました。

飯高寺総門を下から見上げたところ

自宅を出てから6時間半
やったー!十兵衛が通った門が見えた!
いよいよここから怪しい行動…いえ本題に…

ここは十兵衛と高政の青春の地(と私は思っています)
特に第3話の二人が総門から入ってくる場面から十兵衛が鉄砲で瓢箪を撃つ場面まで、そして第8話の高政に呼び出された十兵衛が総門から入る場面から林の中で高政達と対峙する場面まで、どの場所だったか確認して体感したい…!

今回の麒麟旅はこのために来た
幸いにも人がいない…つまり…チャンス!
総門手前から講堂までの間を何度も行ったり来たりしながらなんとか見つけました(たぶん…)
下の写真のとおりです(たぶん…)

十兵衛と高政がバンカー君達に乗って
ゆっくり進んでくる場面(第3話)
馬上の十兵衛と高政が一度立ち止まった場所(第3話)
(もう少し上から撮影かな)
上の写真の続き(やはりもう少し上からか)
高政の後を追いかけて
十兵衛がバンカー君と駆けていく場面(第3話)
十兵衛と高政がバンカー君達を繋いだ場面(第3話)
(本当はもっと後ろからと思われますがこれが限界)
十兵衛が高政の差し出した手を取り
「しかと承った」と言った場面(第3話)
十兵衛が瓢箪を吊るした幹(第3話)
(おひさまが眩しくて角度をずらしました)
十兵衛が鉄砲で向こうの瓢箪を狙う場面(第3話)
十兵衛が向こうからこちらの瓢箪を撃つ場面(第3話)
高政に呼び出された十兵衛が総門を通る場面(第8話)
上に同じ
待ち構えている高政達の姿が
十兵衛から見えたあたり(第8話)
(角度が違う気もします)
上の高政達と十兵衛が対峙する場所(第8話)
(本当はだいぶん手前から…おそらく)

麒麟の撮影場所確認は以上です。第8話の林の中を颯爽と歩く場面はかなり上の方からの角度だったので断念しました。

探している間、総門から講堂までを、ここ…か?ここか!ここかぁ!といろいろ思いながら行ったり来たりし、ひととおり確認した後、もう一度ゆっくりと歩いて満喫…。二人が見えた…ような気がして幸せな時間でした(自分でもヤバいなと思います)。

ここからは真面目に…。
飯高檀林跡(飯高寺)は、騒がしい日々を忘れることができる場所でした。総門から中に入ると空気がガラッと変わり、少しひんやりとしてとても清々しく、心身ともに癒されました。

総門(国の重要文化財)
総門から講堂方向
総門の内側から
飯高檀林跡の説明板
飯高檀林跡案内板
「マムシ」といえば道三様と思ってしまいます…
大きな幹
奥が講堂(国の重要文化財)
講堂(国の重要文化財)
鐘楼(国の重要文化財)
鼓楼(国の重要文化財)

続いて、朝ドラ『らんまん』に登場したという大樹を見に行きました。飯高寺のすぐ近くの「天神の森」にあります。

講堂と鼓楼の間の坂を降りて天神の森へ

案内の通り進むと階段が見えてきます。

天神の森はこの上
もうすぐ
天神の森(天神砦跡)到着!

写真ではわかりにくいですが、とても大きな凄い木(スダジイ:椎の木)でした。

『らんまん』に登場した大樹(右)
上に同じ

飯高檀林跡周辺には他にもたくさんのみどころがありましたが、時間の都合上ここで終わりに…。南側駐車場の観光案内所で御城印と御朱印を購入し、東京へ戻りました。案内所の方にとても親切にしていただきました。ありがとうございました。

飯高檀林跡観光案内所で購入した御朱印と御城印

以上で麒麟旅010-1は終わりです。
最後まで読んでいただきありがとうございます!