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夏の嵐

ルキノ・ヴィスコンティは、「家族の肖像」を観た。
映画としては本作のほうが断然おもしろい。
主人公の女性を演じるアリダ・ヴァリが美しい。気の強い貴婦人役がよく似合う。そんな彼女が敵国オーストリアの将校に翻弄されてしまう。
メロドラマなのだ。ただ、そこは貴族階級のヴィスコンティ。安っぽい昼メロにはしない。名作といってもいいほどの作品に仕上げてくるのはさすがだ。

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