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幻想街綺譚

雨の日に出かけるのは濡れるからいやだ、とぼく。
彼女は雨の日でも出かける。そこにしかない良さがあるのだそうだ。
男らしさを発揮して、ぼくは彼女と一緒に出かけた。その道すがら。
きらきらと光をおびた公園は、ちょっとした別世界だった。

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