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小説:風景の記憶

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#創作

第3回 マンションまでの道のり

 果穂のことなんだが、と車中で武が切り出した。 「お前がやっている、記憶の書き換えをやっ…

第1回 気まずい連中

 高橋洋介はガラステーブルの上にお土産を並べた。  お菓子やらアクセサリーやら、さほど悪…