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最近揺れてました。

本当にご無沙汰になってしまいました。noteを見ていないうちに気がつけばフォロワーさんが100人に!こんな全然更新していないnoteをフォローしてくださって本当にありがとうございます!

こんなに興味をもってくれている人がいるのに、全く更新しないのはダメだ!と思い、これからは頑張って定期的に更新していこうと思います。

近況から申しますと、FC Carl Zeiss Jena で3年目のシーズンが始まって早5か月ほどが経ちますが、12試合を終えてチームは勝ち星なしの勝ち点2とかなり苦しい戦いが強いられています。3週間前には監督交代もありました。題名にもある通り、チームも大揺れなんですが、最近自分の気持ちも結構揺れていました。

その原因は、8月頭まで遡ります。

ある日突然知らない番号から電話がかかってきて、出てみると、某ブンデスリーガ一部クラブの方で、「履歴書送ってくれてたよね?うちに今ポストの空きができるんだけど、興味はない?」という話でした。(その時はテンパってその方の名前も聞き取れず、、)確かにシーズンが終わる前にダメ元で送っていた履歴書に電話番号は載せていたのですが、まさかシーズン始まったこのタイミングでこんな電話がかかってくるとは思いませんでした。パニックというのも一周回れば冷静になるものなのか、その時今のチームとも一年契約更新していたこともあり、その電話では自分でもびっくりするくらいお断りしてしまいました。

でも、電話からしばらく経つと、「こんなチャンス簡単に諦めていいのか?」という思いが込み上げてきて、勇気を持ってその日の夜、その方に電話をかけ直して、「行きたい気持ちはもちろんあります。でも自分だけじゃ決められません。それでも一度話だけでもさせてもらえないですか」と言ったところ、面接をしていただけることになりました。結果として、このチャンスを掴むことはできなかったことを先に記しておきます。笑

次の日、今のチームの社長にこのことを話に行くと、寝耳に水の社長はもちろん大反対(そりゃそうだ)、それでも話をしに行くことはなんとか許してくれたので、後日その某クラブ面接に行くことになりました。

面接の日、目の前にはブンデスリーガ一部クラブの社長とスポーツディレクターがいて、なんだか凄いところに来てしまったな、というのが素直な感想です。笑こういう面接は日本にいた時からど緊張するタイプなので、正直不安しかなかったのですが、意外と何事もなく面接自体は終えることができました。意外とドイツ語の面接の方が緊張しないのかもしれません。ドイツの面接についてはまたの機会に書くのも面白いかもしれません。

面接の終わりに、「他にも候補者がいるから1か月ほど待ってくれ」と言われ、その日は家路に着いたのですが、それからの日々がもう悶々したものとなったのはいうまでもありません。目の前のビックチャンスを掴みたいと思う一方、今このタイミングで今のチームを離れることへの罪悪感が入り混じって、もうわけが分からなくなり、しかも、社長や選手の一部からは、毎日のように「残ってくれ、自分たちにはおまえが必要だよ」と言われ、さらに精神的に辛くなりました。自分の中でドイツ人ってそういうところにドライだと勝手に思っていたので、みんなに「残ってくれ」と熱く訴えかけられると胸が苦しくなってどうしようもない気持ちになってしまいました。そんな毎日が続いていて、いつもノー天気にヘラヘラしている自分が妙に暗くなってるのに、見かねたのか、ある選手が2人で話そうと声をかけてきました。

思い切ってその選手に自分の思っていることを伝えると、その選手はこういう言葉をかけてくれました。

「みんなおまえがいなくなったら悲しいんだよ。おれだってそう、めちゃくちゃ悲しい。でも、おまえの夢はなんだ?ブンデスリーガだろ?だったらチャンスがあったら掴みに行かないとダメだよ!おれがその立場でも絶対そうする。おまえはいつも誰かのために、100パーセント全力で頑張ってる。でも今はおまえ自身のために頑張るときだよ。おまえ自身の人生だぞ。クラブのためにおまえは生きてるんじゃない。選手のためにおまえは生きているんじゃない。おまえはおまえのために生きていかなきゃいけないんだ。おまえがいなくなっても、おまえのこと嫌いになったり、恨んだりするやつなんてだれもいないよ。ただみんなちょっと悲しいだけなんだ。少なくともおれはおまえがチャンス掴んだら、おまえのことすごく誇りに思うよ!だから今はまっすぐそのチャンス掴みにいけばいいじゃん!」

この言葉でどれだけ救われたか。

結局某クラブは他の候補者に決めてしまったので、チャンスを掴むことはできませんでした。

でも、今回のことで、すごく大事なものにも気がつくことができました。

自分の表現力では、この気持ちを上手に表現することができません。

それでも今回のことで、「やっぱり夢は叶えたい!」という気持ちがまた湧いてきたこと、そして、自分のことを信頼してくれる人を絶対に裏切るようなことはしてはいけないという決意が生まれました。

本当に自分はいつも周りの人に恵まれています。自分では気づかなかったことを、いつも周りの人が教えてくれます。そんな大切な人たちを大事にして、これからも夢に向かって一生懸命頑張っていきたいな、と思います!

なんだかめちゃくちゃな文章になってしまったのではないかと心配ですが、読んでいただきありがとうございました!これからもよろしくお願いします!

それでは、また。

Tschüss 👋


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