シャドー・ディール

シャドー・ディール
観てきました

@第七藝術劇場

血を金に替えて儲かるのは
武器商人と一部の官僚

原作は南アフリカの国会議員
ファインスタイン氏が執筆し、15年かけて集めた資料を元に映画化。
南アフリカ、マンデラ政権の後継者、ムベキ大統領当時
3億ドル(330億円)という巨額の賄賂を所属するアフリカ民族会議(ANC)幹部や政府指導者、高級官僚らに送られている、という事実を告発
これにより脅迫や殺人予告もあっただろうに。

ジャーナリズムに携り
怒りと勇気を持ち続ける事の大切さ
肌で感じました

映画の中で
ニクソンの
「核を使用してもいいだろう?」と相談する
肉声が流れて
核兵器が投入されたかもしれなかった
あの時代。。今更ながらひとつ間違えれば
広島や長崎な状況になるんだと感じた。
まぁすでにフクシマ、が現実を突きつけられているが。
日本は世界で一番核に痛め続けられる国。

映画では見知った顔
サッチャー、ブレア、レーガン、ブッシュ
英米の首脳が次々と登場

オバマは
歴代突出して
無人機攻撃を率先してきた
という事実、それによる誤爆で
民間人が多数亡くなって反米感情も
高まった。。
黒人初の大統領で
スピーチも巧み、自分には
良い面の振舞いしか映ってなかったな、と
知らなかった事に
気付かせてもらった


あらゆる手段で武器を消費すべく
軍事会社の巨額の儲け、は
今も継続中
莫大な賄賂を政府要人に撒き
手段を選ばない

それに比べたら
マフィアなんて子供みたいなもの、と
武器関連の代理人が語っていたのが
印象的だった


上映終了後に
UNITED PEOPLE
関根健次氏と
新聞記者、で
望月衣塑子氏のリモート対談もあり
客席も盛況でした

そして
安倍政権の時に
武器輸出解禁に乗り出し始めた日本
日米安保体制の元、戦争に具体的に参加して行く、世界で売れる武器を
売っていこう、民事での研究を充実させてゆこう例、東京大学で既に設立、という話をされていた

知る、ことは怖い
けれど
知って
自分で考察し
自分の周りの世界を小さく振動させながら
次に進むしか道はない、と思う
多くの人に知って欲しい映画。 #shadowworld #shadowdeals #docment #第七藝術劇場 #dainanageijyutu

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