キスって抵抗感ある？

欧州でCOVID19の感染拡大が続く、この原因が人と人の距離感に原因があるという。確かに、彼らは大きな声で騒ぎ、無闇に抱き締め合い、お気軽にキスもする。まあ、挨拶変わりなので、この習慣に文句をいう必要はないのだが、ディープキッスとなると話が代わる。

ディープキッスって、欲望で頭の中で相手を求めている状況でないとできない。だって、長時間にわたり、舌を絡め合い、唾液の交換を何度も行う。これって、ある意味、性行為と同じレベルの行為だと思う。いや、性行為より、感情が入っていないとできない気がする。

キスしないと居られないという熱い思いと感情の高まりがないとできません。セックスって、何か、機械的にやれるところがあるけど、ディープキッスはこの人となら、どうなってでもいいというくらいの思いがないとできない。

結婚して、時間がたって、夫婦でいるのが日常化すると、ディープキッスはなくなります。そう、熱い思いって、この人と次に会えるのはいつなのか分からない、もしかすると、いなくなってしまうかもしれない、そういう刹那の欲望がないと、ディープキッスはできないなあと考えます。

だから、浮気とかひと時のアバンチュールに人間は夢中になるのか。平凡な日常にちょっとした感情のさざ波が欲しくなりますよね。

こんな話を書いたのも、前にキスをしようとした時に、
「キスはちょっと、やめよう」
と言われたことがありました。その時はそれはそれでいいなと思ったのですが、次にあった時に、キスを彼女の方から求めてきたのです。

急激に、距離が近くなったんだと思って、嬉しくなりました。

なんだか、キスも楽しいね。