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突然別れを切り出された

第一回にしてはハードな日記だ。

発端は、彼女の旦那がゴールデンウイークを十連休にしたからだった。
十連休にするのは勝手だけど、飛び石の平日の五月二日に私は会社を休みを入れて、彼女に会うつもりで、場所も横浜のホテルまで決めていた。

知ったのは、彼女からのラインだった。
「旦那が急に休みをとって、その日、家にいるから五時には帰りたい」
その後、軽くメッセージのやりとりをして、じゃあ、それでいいよと返事をしたが、何か言いたげなラインの終わり方だった。少し気になって、更にやりとりをした。結局、彼女にとってのベストなのはその日は会わない方がいいということだった。

なんだ、もともと会わないつもりだったのだなと思ったので、
「寂しいけど、仕方ないよね。また、別の機会に会おう」
とその場のラインは終わりにしたら、しばらくしてから、彼女からのメッセージが何個かポップアップされる。

読んでみると、謎が深まるばかり。私が大人気ないということだった。もともと、彼女は会えない期間が長くなると感情が爆発することがある。ただ、今回、キャンセルの原因は彼女にあるわけだし、明らかに言い掛かり。

3週間前、会う約束をしたときも、彼女が病気になって会えなかった。
その時に、
「せっかく、会社休みとって都合をつけてたけど、病気だったら仕方ないよね。なかなか、会いたい時に会えなくて、辛いね」
と私が言ったのを今更ながら蒸し返してきた。

これ、全然、問題ないと思うんですが。。。彼女からすると、「折角休みをとって」とか、「辛い」とかが彼女にとっては悪いことをしている気持ちに感じて、負担になったのかも。

寂しいという言葉も、会えないので辛いというのも、彼女に会いたいという感情の裏返しだと伝えると、彼女は、
「あなたばかりが、わがままに泣き言を言う」
と、逆切れされた。

その後、彼女のラインは、次第に、長文の非難するメッセージになっていく。
つらい。
すごく冗長なラインだったんですが、内容を簡潔にまとめると、会う時にいつも都合を合わせているのは彼女ばかりで、私は適当だということらしい。平日、私と会っているときも旦那が帰ってこないか心配だったとか、休日は私の家庭の都合で会えないとか、苦労しているのは彼女ばかりということだった。

なんで、こういう話になったのか、皆目分からない。
恐らく、今回会えないことに申し訳ないという気持ちがあって、謝るつもりでラインしたのだが、ラインをするまで、恐らく彼女なりに葛藤があった。私がどういう気持ちになるかも気にしていて、悩み、そして、苦悶の後、私に連絡したのだが、私が彼女のそういう苦労を全く認識せず、適当に会話を「仕方ないよね、だよね、そっか」という形で終わらせたのが、怒りの原点なのかもしれない。

そんな窮屈な思いをしながら会っているんだったら、その旨、話してくれればいいと言ったのですが、まあ、こうなると、聞く耳を持ちません。

「今までありがとう、もう、連絡はしない」
とメッセージが飛んできた。
言い返すだけ無駄なので、
「こちらこそ、ありがとうね」で私もラインを終わらせた。

二年ほど付き合っていた別れが、こんなつまらない事で終わってしまうのがとても残念。
彼女は「言葉は大切なのよ」と怒って言っていたが、当の本人が言葉の大切さを理解していないんだから仕方がない。
いつかは終わるというのもお互いに理解していた。だけど、このタイミングなのかというショッキングな展開。

ひょっとしたら、彼女も終わらせたかったのから、こんな言いがかりをつけられたのかも。
「ばれたらいつか終わるから」
彼女は語っていた。家庭をもっている同士の恋愛って難しいですね。

優先順位が高いのはお互いに家庭だし、仕事の都合もあるから、確かに、自由度は少ない。でも、それを理解して付き合ってくれていると思っていたのだが、彼女ばかりが私に合わせていて、窮屈な思いをしてたのかな。

さて、これからの私たちはどうなるか、過去の件も含めて、おいおい、この日記にも書いていきますね。

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