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15分の模擬授業を突破するコツをお伝えします。【日本語教師/採用/就職活動】


学期の変わり目ということで、いろいろなところから「日本語教師募集」の声が聞こえてきますね。一年でこの時期だけしか募集しない学校もあるので、就職・転職を考えている人は今がチャンスです。日本語教師の採用において一番重要なのは、模擬授業だと思います。採用する側・される側とどちらも経験した中で、私が考えるポイントをお伝えします。

各サイトで採用情報が続々と出ています。

私が利用したことがあるサイトを紹介します。どれも昔からあるページです。最近は転職サイトやハローワークの求人欄でもよく見かけるようになりました。

公益社団法人 日本語教育学会:国内外の大学や公的機関の募集が中心のサイトです。そのため募集条件に「経験2年以上」や「学歴が修士以上(大学院を出ている)」などを掲げている学校が多いです。かつては大学で働けるのは修士以上ということが多かったですが、現在は実務経験をその代わりと見なしている機関もあります。よく条件を読んで応募しましょう。
日本語教師の集い:掲載している数が多いサイトです。未経験でも働ける学校が多数あります。一覧に勤務場所も書いてあるので、パッと探しやすいです。サイトのトップに「海外で就業される方へ:雇用に関するトラブル報告が年々増加しております。」とあるように、いろいろな学校が紹介されています。気になった学校についてはホームページや口コミなどをよく読み、どんな学校なのか調べましょう。
NIHON MURA:こちらも全国・国内外の学校の募集状況を見ることができます。2番目の「日本語教師の集い」と同じ学校が載っていることもあります。学校説明会についての情報がわかりやすいです。全くの未経験の人は学校を複数見学してみるのをお勧めします。学校の雰囲気、置いている教具、教科書、コピー機の台数、先生方の雰囲気、年齢層、学生の雰囲気などをよく見て、自分に合いそうな学校を探すといいと思います。

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