自分の気持ちを整えるために書くって?
エッセイスト・講演家という仕事柄、私の言葉はたいてい外向きの言葉。
どうしたら伝わりやすいかとか、面白いかとか、そんなことを考えて書いたり話したりしている。
ところがこの前、「書いていると自分の心が整う、整理される」というお話を聞いてハッとした。
エッセイの原稿を書きながら、伝えたいことがまとまることもあるけれど、ただ頭に浮かぶことを書いて、書きながら整ってくる感覚って、最近味わってないな〜、というか、そもそも昔からそういうことしたことあったっけな?日記なんかでも、「読み物としてどうか」みたいな気持ちで書いてるような気がするな〜。
と、ここまで書いてみてもやっぱり、
書くことで気持ちを整えるって感じとは程遠い・・・
書いては直しの繰り返しになる。
どうして急にこんなことを書いたのかといえば、始まりはタロットを心から愛する友人。
彼女とは電話で話しながらそれぞれにタロットを引いて、彼女の知識に頼りながら、出たカードについて話すことがある。
そこで、ブログを1つに絞りたかった私は、
「1つに絞った方がいいでしょうか」
と聞いてみた。
答えは、
「ダメ〜!」
(って書くとイエスノー占いみたいだけど、本当はもう少し深い)
もう一度あがいて、今度は
「1つに絞っていいですか?」
と聞いてみた。
そしたら答えはやっぱり
「ダメ〜!」笑
じゃあ、どれを書いたらいいのよ、とさらにカードを引いたら、
noteもホームページのブログもアメブロも続けなさいとのこと。
アメブロに至っては、アカウントをとっただけで読む専門にしていたのに・・・藪をつついて蛇を出してしまった。
noteでは、洞察力、内省的、思慮深さ、などがキーワードの
「9」隠者が成立で出た。
どのブログを、どれくらいの頻度で更新するのかということも、タロットさんに訊いてみて、
「仕組みを作るとか、力の配分とか、管理しやすさ、規則正しさが大事だよ〜」
というメッセージを受け取る。
そこで考えたのが、ここでは、人に向ける文章ではなくて、自分の中で整理しきれていないことを書いて、まとめてみようかということ。
普段は「です・ます調」だけど、そうするとすぐ、いつものトーンになってしまうから、ここでは「である調」にしてみる。
そもそも、タロットさんにこんなに実際的なことをきくこともなかなかないし、そのお返事をいかすべく、お役立ちでもエンターテイメントでもなく、自分の考えをまとめるために書いてみる。しばらくやってみようかね。
タロットさん、週に二回か10日に一回をオススメされたけど、週二は無理。というわけで10日に一度のペースで。
今回はまだまだ内省って感じじゃなかったけど、次回は世界のトイレ事情について書いてみようと思う。
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東京メトロのメトロポリターナでお多福美人講座連載中
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