36: 心の傾向(3/4) ー 出来事と共に判断が行われる
今回は、もうひとつの 「心の傾向」 について書いてみようと思います。
今回の内容も千代能の個人的な考えとなります。
次になります。
心の傾向(3/4) ー 出来事と共に判断が行われる
それは、心は起きた出来事に対して 「過去に身に着けたルール」 を元に自動的に「判断(評価)」し続けるです。
簡単な例で説明します。
偶々花が目に入った時、思わず「綺麗!」と思ったしたとします。
この瞬間、判断が行われました。
続いて、欲しいと言う考えが浮かんで来るかもしれません。
町を歩いていると音楽が聞こえて来ました、「いい曲だな」とか「あんまり好みじゃ無い」と思うかもしれません。
これも判断ですね。
始めて会った人に対して、何らかの第一印象を受ける事になるでしょう。
今のは一例でしたが、何か出来事が起きる度に、何らかの判断が行われます。
これらの判断は、個々人の生来の気質に関係があるかもしれないし、生まれてから現在までの環境により身に着けた物かもしれませんが、最終的にはその時点でのルールによって決まっていくのでしょう。
ここで取り上げた「心の傾向」は、「意識的」または「無意識的」に判断行われるになります。
そして、これらの判断には大きく分けて2通りの方向性があると言ってもいいかもしれません。
「ポジティブ」な方向と「ネガティブ」な方向の2つです。
言い方を変えれば「好き」か「嫌い」かの2つです。
「好き」なら近づきたいし、「嫌い」なら離れたいの方向に意識が向かってしまいます。
そして、気にしたいのは、多くの人にとって「これらの判断」が「無意識に行われている」ことです。
普段の生活を行う上で、行動の土台となっている事なのに、何故か注意が払われていないように見えるのです。
多分、そんな事をいちいち考えようとする人が、少ないのかもしれません。
少なくとも、学校で学ぶ教科には無いのは確かです。
千代能には、大事な事に思えるのですが・・・
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