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理学療法士に向いていないと思っているならこれ読んで


先日、とある書籍を読みました。

【ヒル先生、「思考は現実化する」って本当ですか?】

こちら↓


ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」が、わかりやすく会話形式で書いてあります。

その本の中で、こんな内容が書いてありました。

現状が望まない状況であるならば、ネガティブな思考が原因である。現状を変えたいなら、ネガティブな思い込みをやめること。


本書では、ナポレオン・ヒルの思考は現実化するという言葉を元に、現状は全て自分の思考が原因であると書いてあります。


私は現在理学療法士若手?中堅?ですが、毎年のように新人リハセラピストと接してきました。

毎年の
「自分はこの仕事に向いていないかもしれない」
という言葉を聞いてきました。

今回は、本書を通じて感じたこと、なぜ新人リハセラピストでこのような発言が生まれるのかを考えていきたいと思います。

今回の記事を読むことで、ネガティブな思考から脱却できると幸いです。


①現状がうまくいっていない理由は、よくないことを考えていることが原因。

「この仕事向いていないかも」
「仕事が楽しくない」
「患者さんを良くできない」

こんなことを考えている新人リハセラピストは要注意です。(#過去の私もそうでした)

よくないことを考えていると、それが現実化します。

「早く仕事を終わらせたいけど、どうせこの環境じゃ無理だ。」
「患者さんをよくするなんて今の自分じゃできない」
「自分は理学療法士に向いていない」

新人の頃は、常日頃こんなことを考えるのは当たり前っちゃ当たり前ですが、それを考えれば考えるほど、悪い方向に物事は進みます。

ネガティブな思考を肯定する出来事や現象に目が向くからです。

この現状から脱却するには、自分がどうなりたいのかという願望をはっきりさせることが必要です。

では、願望をはっきりさせるにはどうすればよいのでしょうか?

②願望をはっきりさせるには、想像力を働かせる

今まで物事を悪い方向で考えていたのであれば、いい方向に考え直す必要があります。

例えば
「私は理学療法士に向いていない。」
→「私は理学療法士に向いている。」
と考え直す必要があります。

願望がはっきりすると、それに向けた行動を取るようになります。


例えば、
今までだったら、帰宅後に失敗したことだけを思い出して落ち込んでいた→今は家に帰ると、患者さんに褒められたことや感謝されたことを思い出すようになった。

こういった具合です。

全く嬉しい瞬間がない人は流石にいないでしょう。

ちょっとした介入がうまくいった。
患者さんの笑顔を一瞬見れた。
1人にでも、ありがとうと言われた。

こんな程度でいいと思います。

このように、毎日30分でもいいのでなりたい自分の姿をイメージしましょう。

③願望が見えてきたら、期限を決める

「理学療法士に向いている人間になる」
という願望が決まったら、いつまでにそうなりたいかを決めましょう。

例えば
入職して3ヶ月程度でネガティブな感情が湧いているとしたら…

今年中に、「理学療法士に向いている人間になる」と決めます。それがダメだったら病院を辞めるくらいの覚悟でもいいかもしれません。

そのためにできる行動を考えていきましょう。

毎日一つ、その日にあった嬉しい出来事を思い出す。
毎日一つ、翌日の患者さんに必要な治療を予習して、翌日に実践する。
チーム医療に貢献するために、カンファで必ず最初に発言をする。

など、できることはたくさんあると思います。

④期限を決めたら、紙に書き出す

願望、期限、実践することを実際に紙に書き出して毎朝読みましょう。

もし仮に、なんとなく違和感を感じるのであればまだネガティブな思考が邪魔をしていると思われます。

願望が潜在意識に至るまで、ひたすら願望をイメージしましょう。

まとめ

このように、思考は現実化するとされています。
理学療法士としての自分を好きになれない(でも好きになりたい)のであれば、願望がはっきりと見えていないことが原因として考えられます。

まずは、どんな理学療法士になりたいのか。
そこをイメージできるように研鑽を積んでいきましょう。

本書では、上記の内容が詳しく書いてありますので、ぜひ読んでみてください。

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