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生きものはテリトリーを持っている

日本のあちらこちらで熊と遭遇したというニュースが続く。
直近で私が驚いたのは静岡県での遭遇情報。山があると熊がいるのだなぁと妙に感心してしまった。
OSO18の印象故か、去年の岩手県知事の活動のお蔭が、どうも熊は北にいるという感覚を持っていたけれど、どこにでも熊はいるのだと考えなおした。
山に入られる方はご用心ください。


さて。
すこし古い報道なのだけど、こんな話もある。

風力発電の風車の建設予定地が希少種の生息域と被ってしまったという話。
これらのニュース、面白いのが、日経だと『エネルギー確保のメリット』を重視していて、毎日は『希少種の保護』を訴えているのだ。

電力は人間の日常生活に欠かせない。
それを如何に、サステナブルに確保するかは皆が知恵を絞っているところ。

だからと言って、他の生物のテリトリーを侵していいのか。
この解決にも知恵を絞らないといけない。


蛇足。
OSO18についてはこちらのNHKスペシャルが凄かった。
「ジャーナリズムは執念だ」と思ったし、生きもののテリトリーについて考えさせられた。

人間がテリトリーを犯したことで不幸になったクマの話。胸が痛い。

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