見出し画像

私なりのエッセイ調理法 #わたしの執筆スタンス

本日はだいすーけさんのタグをお借りした記事を一本。

既に何人ものnoterさんがご自身の執筆スタンスについて述べられています。「なるほどなぁ」、「あ、似てるな」、「意外!」などそれぞれの記事を楽しく読ませていただいています。

実は過去にこのような記事を一本、投稿しています。「note関西meetup」に参加したときに”小説の書き方って?”と話題に上り、同テーブルでお話をしていたメンバーの中で小説を書いているのが私だけだったので私なりにリクエストに応える形で書いてみました。

こちらの内容を端的にまとめると……

【アイデアの部分】
・「事実と妄想」の掛け合わせから出来上がる
・事実を3割程ベースとし、そこに妄想と願望を混ぜ合わせる

【執筆スタイル】
1) 最初から最後までの流れを全て決めてから書く
2) 思いついた部分から書く
3) キャラクターの大まかな設定だけ決めて書く

(※詳細は記事を御覧ください)

本日は小説ではなくエッセイの執筆スタイルについて記していきます。

* - * - * - * -

私がnoteに投稿しているエッセイは事実ベースでお届けしております。(……多少の脚色はあるかもしれません。)

“これについて書きたいな”。そんなアイデアを思いつくのは電車の中や歩いている時。アイデアは油断するとすぐに忘れてしまうので思いついた瞬間に携帯を取り出し、メモ帳にメモします。思いつきなので後で見返すと何のことかさっぱりのメモもありますがそれはそれで面白いので置いたままにしています。

そして家に帰ってそのメモ(その日の記事の大きなテーマになるもの)をWordに打ち出し、メモについて思いついたことをただひたすら順番にWordに打ち込みます。(ごくたまにWordに打ち込まずに真っ白な紙やノートに手書きで書き出すことも。)頭の中にある考えを全て引っ張り出すイメージです。すると、考えのかたまりが沢山出来上がってきます。

そしてそれを読み直し、誤字脱字を直しながら、かたまりごと入替えていきます。

打ち込んだ文章の大筋は通っているのですが、中には思いつくままに打ち込んだものも混ざっています。たまに「あれ? この子の居場所はここじゃないよね?」という子がひょっこり顔を出すのです。そんなときはその子を誘導! 始まりと結びは基本的に変わることは無いのですが、間のかたまりを並べ替え、最終的に上から順に読んで筋が通るように調整します。

非効率のように見えますがこの作業、なんだかパズルのようで結構楽しく、個人的には好きなのです。

では、何のためにエッセイを書くか。
少し考えて2点、思いつきました。
※これはあくまでも結果論ですが。

--- * --- * --- * --- * --- * --- * ---

1) 頭の中の整理
自分の頭の中では処理しきれないことがあるときに、「書きたいな」と思うことが多いです。問題を可視化することで今、自分が何に悩んでいるのか、どんな選択肢があるのか整理することができるからです。(この考えたちを並び替えた結果、答えを見つけられることもしばしば。そうでなくても、共感してもらえたり、「私の場合は~」と経験談を教えてもらえることもあります。)

2) 記録
そのとき何を思ったか、感じたか。記録として「残しておく」ために書くこともあります。あるものは綺麗な思い出として。またあるものは教訓として。皆さんはどうかわかりませんが私は自分の記事を読み返す頻度が多いです。過去を振り返ることで今の自分を見つめ直すこともができるからです。

--- * --- * --- * --- * --- * --- * ---

自分のために書くことが多いエッセイですが結果として皆さんに対する問題提起や主張へと形を変え、何らかの繋がりを得ることができています。このように表現する場があるのは本当にありがたいことだなと改めて思いました。

これが今現在の“わたしの執筆スタイル”です。


いただいたサポートを糧に、更に大きくなれるよう日々精進いたします(*^^*)