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色々な環境を超えて

実は、
4年ほど前まで、
2人ともスマホを持たなかった?
と言うよりも、
LINEをしない夫婦だった。
息子に諭されて、
それで始めた。

それまでは、
カメラの写真を取り込んで、
パソコンでブログを書いたりの生活だった。
アナログ的な生活だったけれど、
LINEを始めてみたら、
なんと便利!

息子たちとの距離が近くなったし、
写真も、
日常のことも、
送れるようになった。

さて、
自分たちは、
互いがそれぞれのスマホを持っていない。
いわゆる共有型とでも言うのかな?
夫殿の関係のラインも入ってくるし、
自分は、
息子たちや姉たちと、
ほんの数人の友だちが登録されているだけ。
現在でも、
いざという時は電話をかける。

年齢的と言うよりも、
多分、
こんなカタチがあっているから。
買い物に行くと、
必ず聞かれる。
「ケイタイはお持ちですか?」

昔々、
写真を撮影されると、
魂も取られる。
そんな時代もあったけれど。

買い物のたびにスマホで、
プライバシーを晒しているような、
そんな気持ちから抜け出せない。
そのうち、
貨幣など必要のない、
キャッシュレスの時代になるのだろうか?
昭和に生まれても、
令和の流れに乗って、
そして生きてゆくこと。


この写真は、
昨年の9月に登った奥穂高岳あたり。
台風が通過した頃だったので、
雲海が凄かったけれど。
その中に見えるのは、 
若い方が憧れるジャンダルム、
そして、
その向こうには、
槍ヶ岳も。
この日は、
涸沢から登って奥穂高岳まで登ったので、
5時間ほどの行程だった。
肉体的にも、
精神的にも余裕などなかったけれど。
充実した時間だったし、
自分の足で、 
体力で登れたことへの感謝。
今でも鮮明に覚えている。
湧き上がる雲海と、
空の境目が分かりますか?
心が解放される時。

スマホのことも、
キャッシュレスのことも。
受け入れながら生きようと思う。
だけれど、
写真が写せることには、
とても利便性を感じている。
うまくいけば、
山小屋から、
息子たちへ素晴らしい光景を、
瞬時で送ることができるから。

アナログな心を持って、
利便性を感じて。
生きてみようと思うから。

叶うものなら、
トレーニングを重ねて。
今年の夏は、 
白馬岳あたりへ登る予定。
雪渓を登って、
また素晴らしい光景を、
息子たちへも送れたら、
こんなステキなことはないかな。

実は、
昨日、
スマホを買い替えた。
バッテリーがもうダメだったので。
写真を写してみましたよ。
キッチンのスタンドだった雑貨は、
飾ってあげました。
諦めるのはいつでも出来るから。
ドアのスワッグも、
あまりの寒さに耐えている。

ありがとうございました。
また!

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