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とんでもないことに気が付いてしまった。~世界は思い通りに「しか」ならない、を思い出したこと~


通わなくていいよ。

自分のからだがわかったら、

その分のお金と時間を、自分のために使ってね。

自分のからだは、自分で守っていけるから。


そもそも「通わせないサロン」を作りたかったんだった。

2018年から神保町でからだを調えさせていただくお仕事をしている。


もとは看護師をしていた。

不良看護師だったが。

不良だったから、見えたことがある。

「医療機関のおかしいところ」。


精神科と整形外科が長い。

どちらも「沈殿」する人が多くなる科だと思っている。

「沈殿」とは?

西洋医療の範疇で扱うものでは、もはやない患者を、だらだらと通院させている状態を指す。(わたしの感覚造語)


通院したからといって、状況が改善するわけでもなく、本人が納得するわけでもない。「なにかおかしい」と思いながら、無駄な薬をもらうために医療機関に足を運ぶ人が多いと思った。(無駄=安心でもあることは否めないが。)


医者もルーチンワークのように決まった処方を入力するだけ。「それ、使っても何も良くならないでしょうよ、、、」とは、ウチガワではそうそう口に出せやしない。


ここに沈殿している人たちは、いったい誰の人生を歩んでいるのだろうか。「ちっともよくならないのよねぇ~」と笑顔で言う。なんだその笑顔は?


沈殿している人にも2種類ある。


①お医者”さま”の言うことだから、と完全に思考を停止した人と

②まだ「何かおかしい」と思っている人


②の人たちは、ソトへ出ればいいと思った。

それが今の仕事の根底。


もうひとグループ。


③沈殿する前に、医療機関を見限って、”あきらめた”人


医療機関はあきらめても、症状とは付き合っている。どこへ行ってもだめだとあきらめている。そんな人たちにも、ソトからのほうが役に立てることがあると思った。


はじめに戻る。


通わせないサロン、を作ろうと思った。


そろそろ3年になる。コロナの期間があって、わかったことがある。

「通わなくても大丈夫」な人が増えている?


経営的な部分の思考が働いて、やはりリピーター、という文字が付きまとっていた。


通わせないサロン、て、サロン経営から言ったら「失格」の部類だろう。


ただ、人間の身体に関わらせていただくスタンスとしては、本質だと思っている。人の手は、たまに、「自己の確認」のために借りればよい。


このところ、1年ぶり、とか2年ぶりに来てくださるお客さまがいらっしゃった。


そこで、気づいた。


あ、そうか。わたし、やりたいことができてるじゃないか。「通わせないサロン」になってるじゃないか。そうかそうかそうか。これでいいんだ。わたしの伝え方が悪いんだと思ってたけど、違う。むしろ、ちゃんと伝わってた??できることを、自分でやりながら、過ごしておいでだったんだ。そういう人を、どんどん増やせばいいんだ。


なんだ。


わたしの思い通りのものが作れているじゃないか(笑)


視野が狭くなっていた。というか、とらわれていた。


わたし、知ってる。世界は思い通りに「しか」ならないこと。


今週、いままでと全然ちがう文脈のみなさまとたくさんお話させていただいた。


風が通ったんだと思う。


気が付いて、大笑いしていた。

思い通りじゃん。


ぐるぐるしていたものも開きながら、次への「伝え方」を思案しているのだが、、、ちょっとニヤニヤがとまらない(笑)


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