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D.U.P Vietnam 世界平和の音の旅

世界平和の祈り 歌 踊り 輪◯

◯DUPって?◯
Dances of Universal Peace。通称D.U.P。
輪になって世界中のイノリの音をみんなで歌い踊る平和ムーヴメント。
老若男女、誰でも参加できる簡単なフレーズの歌と動きの中で、音楽を通して世界とつながり、元は一つだよね、という氣持ちになるあたたかな輪。
50カ国以上で55年以上続いてきたD.U.P。
今世界のエコビレッジを中心にさらにその輪が広がっています。
近年アジアにもこの動きを広めていこう、という流れの中で、2023年10月に、初めて日本にも届きました。

私たちコダマトチヨは、
パーマカルチャーと平和道場のソーヤー海くんからのご縁で、D.U.Pに出会いました。
魔法みたいな音の輪!

不思議な流れで、このD.U.Pをアジアに伝えるためのベトナムのタイハイ村で行われたD.U.P Vietnam Camp 2023に、参加してきました。日本からは9名参加しました。

JAPAN crew +峻


アフリカ大陸を除く世界4/5大陸で19カ国86人の家族と5日間、輪になり、平和を祈り、歌い踊りました。(これからアフリカとも繋がり全世界に広がるでしょう!)


ファシリテーターのリーダーはコロンビアからArjunと美しい聖母のようなMalika

with Arjun
with Malika


歌や踊りを教えてもらうだけでなく、他にも心を癒すワークや、呼吸法、ボイストレーニング、D.U.Pの歴史、スーフィーの教え、などたくさんの学びがありました。
笑ったり泣いたり心を開いていく5日間。
何よりこんなに世界中の人の目を見つめながらハグをしたり手を繋いだり声を合わせたり、人のぬくもり、繋がりを感じたのは初めてでした。
それは本当に根源的な幸福感。


リーダーのアルジュンは、
「今まで私たちは"赦しや癒し”がテーマだったのかもしれない。これからの時代は、"人との繋がり”を取り戻し思い出すことがテーマのように感じる」そんなことを伝えてくれました。

繋がっている感覚を思い出す。人とも自然とも宇宙とも。
その感覚を味わうのに、D.U.Pはとても役立つと確信してます。
頭ではなく、体や心が先に分かる。感覚が先にくる。

夫の峻さんは、ライブがあって先に日本に帰国したんですが、その最後の夜、みんなが峻さんを囲んで歌って踊ってくれました♪

わたしと峻さんは英語がほとんど喋れないのに音楽で仲良くなった。音楽をやっててよかったって峻さんと話しました。でも次会うときにはもっと話したいから英語も勉強しよう!

いつも輪の真ん中にはそれぞれの国から持ち寄りの祭壇
ベトナム主催者チームが一つずつ手作り名札とハートを作って最初に配ってくれました!


このキャンプのために準備をしてくれた、主催チーム、ボランティアチーム、サポーター、タイハイ村の優しい人たち、そしてずっと私たちを導いてくれたリーダーのArjunとMalikaに、心からの尊敬と愛を送ります。

練習室

合宿の最終日、ソーヤー海くんがレポ動画を撮ってくれたのでシェア!


この動画で一緒に話してる、かおりんと、Podcastラジオで熱く語り合ったので、ぜひ家事やドライブ中にでも、楽しんでもらえたら嬉しいです。


D.U.Pベトナム合宿での一番心が癒された思い出

私は国籍は日本だけど、血は在日コリア3世とダブルの血が流れています。

朝ごはんの時に、たまたま同じ席に座ったコリアの友達に、国民歌「アリラン」を歌える、と伝えたら、すごく喜んでくれて一緒に歌ってくれた。本当に嬉しかった。

アリランは、場所によっていろんな歌詞があります。

私の母は、「元はひとつ」という願いを込め、日本語で自分で詩をつけてずっと前から歌っていたのを見てきました。最近は私もライブで歌うようになってました。

それを彼女たちに伝えると、朝から涙を流しながら、これを一緒に、コリアの発表会の時に歌いませんか?って誘ってくれた。(D.U.P合宿では、19カ国から集まった友達たちが毎晩それぞれ自分の国を紹介するショーを準備し、シェアしてました。)

なんか私の血の中にあるご先祖さまのいろんな想いが溢れてくるような、癒されていくような経験でした。

私は自分の血のことで苦労したことはないけれど、いまだに日本とコリアの間には癒しきれてない戦争の傷が残っている。

だけど、私たちは新しい時代を生きてる。

母が作った歌詞

「アリラン アリラン アラリヨ
アリラン峠を越えてきた
あなたと私は元は一つ 
恨みつらみは水に流し 
共に手を取り光の道へ 
ペクトのドラゴン共に舞う」

国を越えて、私たちは大きなひとつの家族だってことを
心の底から実感した出来事でした。

発表した後、いろんな国の友達たちが、本当に心に触れたよ、感動した、ありがとう!っていっぱい私たちにハグをくれた。

コリアの優しい友達に心から感謝してる。出会えて嬉しい。

発表会が終わった後、宿に戻る帰り道で星を見ながら、「このために私はこの合宿に参加したのかもしれない!すごいよー最高だったよー!」って天国のおばあちゃんに話しかけたら、すぐそばでニコニコ笑ってくれている気がしました。

私はこれからもチャンゴ(コリアの伝統太鼓)を抱きながら、日本語の歌を歌っていきたいと思った。

本当にありがとう!愛してます!
またみんなに会いたい!

以下、一緒に歌ってくれたセヨンの投稿をシェアします。
(google翻訳でちょっと変だけどごめんね!)

이번 베트남 디유피에서 가장 뜨거운 순간이 있었다. ‘아 나 이걸 하기위해 이 친구들과 함께 오게 되었구나-’.
今回のベトナムD.U.Pで1番熱い瞬間がありました。 「ああ、これをするために、この友達と一緒に来ることになったんだなー」。

나의 시간은 2008년으로 거슬로 올라가 교토에서 처음으로 ‘자이니치(일본에 거주하는 의미인데 특정적으로 재일교포 조선인을 뜻함)‘ 의 존재에 대해서 알게 되었을 때였다. 나는 아무것도 모르고 살아온 내 자신에 참으로 부끄럽고 그들에게 미안했다. 이쪽의 고통으로 저쪽의 고통을 알지 못했고 알 수 없는.. 그러한 미안함이었다.
私は2008年に京都で初めて「ザイニチ(日本に居住する意味なのに特定的に在日韓国人朝鮮人を意味する)」の存在について知った時です。
何も知らず生きてきた自分自身が本当に恥ずかしくて、彼らに申し訳ありませんでした。 私はこちら側の痛みで相手の痛みを知らなかったし、知ることができない.. それは本当に残念なことだった。


적어도 내가 일본에서 한국에서 만났던 재일교포 들은 순수한 의도의 통일을 염원하고 있었다, 분단 되기 이전에 하나였던 ‘우리’ 를 기억하고 있었다. 이것은 또 요즘 내가 향신료에 빗대어 얘기해오던 이주민의 이야기와도 연결이 된다. 대부분의 그들은 아직 일본사회에서 이쪽도 저쪽도 아닌체 식민 시절의 정체성으로 규정된다. (길게 쓰려면 끝이 없어지기 때문에 이 이야기는 여기서…)
少なくとも日本と韓国で出会った在日人たちは、分裂前の「私たち」を思い出しながら、純粋な意図の統一を願っていた。 これは最近、私がスパイスをめぐって話している移民の話にもつながっている。
ほとんどの彼らはまだ日本社会で、こちらでもあちらでもない植民時代のアイデンティティとして規定されている。 (終わりがなくなるのでこの話はここで…)


아무튼 그 선조들의 다음 세대로써 전 우주의 평화 춤을 추기위해 베트남에서 만난 우리는 함께 아리랑을 불렀다. 힘들었던 그 시절 내가 어디에서 왔는지 나의 빛을 잊지않기 위해 불렀던 선조의 그 염원을 기억하는 원(元)가사와, 치요짱의 어머니가 재일교포로 살아가며 겪었던 역경속에서도 희망의 빛으로 나아가자는 염원을 담아 개사한 가사에 동작을 넣어 함께 불렀다. 함께 밴드를 하고 있는 그녀의 남편도 함께, 치요가 가져온 장구를 치며.
とにかく、私たちは、その先祖たちの次の世代として、全宇宙の平和を祈るダンスを踊るためにベトナムで出会った。一緒にアリランを歌った。

大変だったその頃、私がどこから来たのか、私の光を忘れないために歌った先祖の楽園を思い出させる歌詞Won(オリジナル)と、千代の母が在日韓国人として逆境の中で生きてきた中でも、希望の光に進みたいという願いを込めてある歌詞に、振り付けを入れて一緒に歌った。千代の夫が一緒にギターを弾いた。


또 이것은 결코 한국과 일본만의 이야기가 아니었다, 이 자리에 함께했던 베트남, 인도, 미얀마 등등… 침략과 침해의 사이클에 속해있는 전 세계 모두의 이야기였고 모두 거울처럼 자신의 이야기를 들여다보게 되며 ‘하나’가 되었다.
またこれは決して韓国と日本だけの話ではなかった、この席に一緒にいたベトナム、インド、ミャンマーなどなど…。侵略と侵害のサイクルに属している世界中のすべての話であり、誰もが自分の物語を鏡のように見て「ひとつ」になった世界中のみんなの物語でした。

디유피에서 말하고자하는 BEYOND 의 참뜻을 조금이라도 뼈속 깊이 이해할 수 있었다. 십여년 전의 내 안에 있던 죄책감도 사르르 녹으면서 함께 손을 잡고 빛으로 나아갈 수 있다는 희망이 보였다
친구들아 너무 사랑하고 고마워
十数年前の私の中にあった罪悪感は溶けながら
D.U.Pが伝えている「BEYOND」(越える)の真を少し理解できた気がします。
一緒に手をつないで、光に進むことができるという希望が見えた。
友達よ、ありがとう、とっても愛してるよ。

セヨン SeyoungのSNS投稿より

「米炊けた」が世界共通語に!?🍙

今回この旅に一緒に行ったのは、夫のギタリスト峻と、もう1人、Saekiというシンガーソングライターも乗っかってくれました!
Saekiとは、秋田で「里山の風景を守りたい!」という想いで共に活動しているバンド、ルキオラ音楽隊のメンバーの1人。
バンドをやってると知ったアルジュンから、何か演奏するか?とのお誘い。

急遽ルキオラ音楽隊のTaira&Saekiの曲「米炊けた」を3人バージョンで演奏しました。

あーなんて平和なんだろう。最高の光景でした!
アジアはみんなお米で繋がってるよね〜
「KOME TAKETA」のワードが世界へ(笑) 最高でした♪

最終日には、私たちが演奏してなくても、自然と大合唱が始まってこんな愉快なことに!

あ〜最高〜ww

帰国後も、「KOME TAKETA」が聴きたい!とリクエストをもらって、Bandcampという配信サイトで聞けるようにしました!(投げ銭応援システムもついてます!)

ルキオラ音楽隊の視聴サイトはこちら


元々、実はこのルキオラ音楽隊もすごく大事なメッセージがあって動いてきた音楽活動で。
自然への愛に溢れた本当に素敵なメンバーたちです。(過去の投稿に詳しく書いてあります。)
「ホタルの里」MUSIC VIDEOもよかったらぜひチェックしてくださいね。


なんだかやってきたこと、点と点が線で結ばれていく。
天命と思えるような活動は、本氣でやっていたら、ちゃんと追い風が吹くってことを、前にパーソナリティをやっていたPodcastラジオ[VAN de COSMICA Radio]で心に落とし込んできたけど、私もちゃんと自分の足で実感してきたこの頃です。
この先が楽しみです。



美しいThai Hai村

合宿会場だった、ベトナムのハノイから1時間半ほどバスに乗ったところにあるThai Hai村が本当に美しく癒されました。

世界で美しい村にも入選したタイハイ村

普段から民族衣装を着て、高床式住居で囲炉裏を囲み、村で一つのお財布で協力し合って暮らしてる優しい村人の人たち。

私も衣装を仕立ててもらいました♪宝物です♪
手伝ってくれた女の子とも仲良くなれて嬉しかったなぁ♪

本当に親切で、ご飯もとっても美味しくて幸せでした!
こんな生活に憧れます。

日本でもD.U.Pをシェアしていきます!

帰国後、D.U.Pシェア会を始めました。
大事に引き継がれてきたD.U.P。ファシリテーターになるには何年も修行を積むものなので、私はまだ練習生ですが、みんなと輪になって一緒に祈り続けて、いつか大きな輪になることを目標に小さく始めていこうと思っています。
D.U.Pにいつか日本のスピリットが入った新しい曲が生まれたらいいなぁ、なんて夢もできました。

ベトナムでもらった大きな愛の種火を、すこしずつ日本にじんわり広げていこう。

日本でこのD.U.Pをやってみたい人、興味がある人はLINEを作ったのでコンタクトしてください。友達追加すると、開催時にもお知らせを流します。
自分のコミュニティでシェアしにきてほしい!という主催希望の方も、可能な限りシェアしに行きたいと思うのでご相談ください♪

一緒にこの輪を温めましょう!

【D.U.P🌏withイノリノネ公式LINE】https://lin.ee/Z5WLsXR

D.U.P(Dances of Universal Peace)公式サイトhttps://www.dancesofuniversalpeace.org/

世界中の戦争が終わり
私たちがもともともっていた
人との繋がりと愛の中で
この人生を楽しみ尽くせますように。

we are new age!
we are one family!

ありがとう。祈りを込めて。

音楽の力、人の力
この旅に繋げてくれたここまでの道のりの全てに感謝!


平岡千代


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