マガジンのカバー画像

アニメ感想/SF

46
SFに分類されると思われるアニメの感想をまとめています。
運営しているクリエイター

2022年1月の記事一覧

[アニメ感想] PSYCHO-PASS サイコパス:世界は誰が動かしているのか…ということ

『PSYCHO-PASS サイコパス』の舞台は西暦2112年の日本。人間の心理や行動から、犯罪係数を数値化して表すことのできる「シビュラシステム」の導入により、住民は完全なる監視社会の中で暮していた。 人々のストレスとなるようなものは極力排除され、エリアストレスの上昇が検知されるとすぐさま公安局が駆けつけ問題を解決する。 そんな中で犯罪係数が規定値を超えたものは、「シビュラシステム」によって時に排除される。 公安局の監視官や執行官と呼ばれる人たちは、「ドミネーター」とい

[アニメ感想] FREEDOM:キャラクター&メカニックデザイン・大友克洋!

『FREEDOM』は、カップヌードルのプロモーションとして作成されたアニメーション。 プロモーションといっても、がっつり、ひとつのシリーズものとして成立するくらいのボリュームがある。 キャラクター&メカニックデザインに大友克洋、テーマソングは宇多田ヒカルの書き下ろし、という超豪華な作品だ。 舞台は2267年。環境破壊によって地球に住めなくなった人類は、月面に「EDEN」(エデン)という共和国を建設し閉鎖的な暮らしを送っていた。 主人公のタケルは、いわゆる「優良健康不良

[アニメ感想] ソードアート・オンライン:ゲームの中で死んだら本当に死ぬ

略称は「SAO」。 『ソードアート・オンライン』の舞台は西暦2022年。ベータ版のテスト運用を経て、世界初のVRMMORPG「ソードアート・オンライン」の正式サービスが開始された。 VRMMORPGとは、Virtual Reality Massively Multiplayer Online Role Playing Game、大人数が同時にログインしてプレイするオンラインのRPGのこと。 そして「SAO」はフルダイブ型のRPGである。 プレイヤーはナーヴギアというヘル

[アニメ感想] 究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら:結構なクソゲーである

『究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら』の舞台は、フルダイブRPGが進化の過程で、超リアルを追求しすぎて人気が低迷し、やっぱり少々デフォルメが必要だよね…ってなったくらいの近未来の日本。 現実世界では若干 落ちぶれ気味のゲーム好き高校生が、あるきっかけで、かつてリアルを追求していたころに発売されてクソゲーと語り継がれている『極・クエスト』なるゲームをやるはめになる。 それが、あまりにリアルすぎてクリアできない…という代物だった。 うんざりしながらも、