不思議な夢

私はよく眠る。そして夢を見ます。それが予知夢だったりもします。

その中でも、随一で未だにハッキリ覚えている夢をここに書こうと思いました。

私の家は機能不全家族でした。
なので、家庭が本当に辛く生き地獄でした。
生きていくのも辛いなと思ってた時に見た夢です。
それが心の支えになり、今の私がいます。

☆★☆

夕方の祭り。
小学高学年の私の目に止まったのは、2年生くらいの女の子が泣いていた。
近くに母親がいない。迷子になったのだろう。
私は声をかけた。

「ママは?」
「わからない」
「そっか、一緒に探そう」

女の子は頷き、手を繋いで探すこと数分後。
女の子の顔がパァッと明るくなり。

「ママいた!!」

私の手を離し、母親らしき手を掴み、母親に話しかける女の子。
母親はニコニコと頷きながら前へ進んでいく。
ああ、よかったなぁと安堵し見えなくなるまで見送ろうとしていた時。
その女の子がこちらを見て、手を振りながら、こう言った。

「ママ、またね」

☆★☆

はっと目を覚まし、あれは何だったんだろう…?と思いながら過ごしたあの頃。

今ならわかります。
あの姿、声、形、間違いなく娘で。
娘が会いに来たのだと。

…と、感傷に浸りながら娘を見ると、今日も元気にポテチ食べながらダラダラゲームしていて平和だなぁと思うちよさんであった。

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