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REVIEW TIME #04 -Xデザイン学校ビギナーコース2022

ビギナーコースの資料読み返しが、一通り完了~!時間かかりすぎ~!

ワークのやり直し、特に構造化シナリオ法のシナリオ3種類をもう一度書いてみるのとかはできず、ひとまず資料の読み返しだけになったけど、一通りのおさらいは終えられたので一旦よしとしよう。

ここからビギナーコースの勉強会、それからベーシックコースの講義がスタートしていくので、それができるだけの土壌ができた…ことにする…。

今日も今日とて余談ですが、こちらの記事が面白かったです。
講義の中で触れられた「従来のデザイン思考でカバーできない範囲」についてとも重なる部分があった。

ちゃんと英語読むのが久しぶりで、途中で頭に入らなくなってきってしまい、Google翻訳に頼りながらになった…無念…。

気を取り直して、今回は、以下2回の復習。

#07-構造化シナリオ法
#08-発表会と総括

「ストーリー」と「ナラティブ」、2つの『物語』


「ストーリー」も「ナラティブ」も、『物語』という単語に訳せてしまうけど、実はこの2つは全然違うもの。

そして、定義こそわかっているんだけど、未だに完全にはピンときていなくて、私がシナリオを書くことは難しいと感じている理由はおそらくここにある。

ナラティブに語られるものの例として、漫画や小説もあげられて、そういわれてみると何となくイメージはできるのだけど、それをシナリオに書くことに落とし込んだときにどんな感じになるのかイメージがわききっていない。

ここは引き続き、要勉強箇所。

ちなみに、講義でアクティビティシナリオを書いたときのフィードバックのメモを拾っていくと…

・読み手が「そうなんだよね!」と共感できると良い
・そのために、インタビューで漏れ聞こえてきた感情や声を含めていく
・サービスにはまるように書いてしまっている。こういうCMだとうさんくさい

というものがあった。

おそらく、頭の中に、自分たちが考えていたサービスが前提事項として埋め込まれていて、その「サービス(を利用する様子)」を描写しよう、という状態だったのかなと思う。

「ユーザーのリアルを描写する」というよりは、「ユーザーを使ってサービスを描写する」感じになっていたのかな、と。

実際、書き方がうまいチームを見ると、インターフェースの様子は見えてこない。

ユーザーの手元にあるスマホの画面ではなく、ユーザーの行動や表情、ちょっとした独り言やため息などにピントがあっているように感じる。

そう考えると、ナラティブ=漫画・小説・絵画 のようなもの、というのが腑に落ちる。

今回は、ストーリーボードの作成までは行わなかったけど、ストーリーボードに落とし込んでいくような情景・一連の映像をイメージして、それを言葉に落とし込んでみるイメージでも良いのかも?と思った。


体験づくりの要素いろいろ


最後の講義では、各チームの発表があったのだけど、質疑応答や講評でも色々学びがあった。

例えば、人との接点を前提にしたものは、サービスが拡大したときに確実に人手不足(=もっとスケールしたいのにできない)が生じる。

だからこそ、AIの力などが必要になってくるわけだけど、サービスの種類やターゲット層によっては、やはり「人」が行うことに価値が生まれることもまだまだあるよな…と思いつつ、アバターの活用などによって対人と同じような体験を得られることもあるだろうし。

こういった手段の部分で最後にミスらないためにも、ユーザーが結局のところ何を求めているのかをしっかりキャッチすることが大事なんだろうなと思った(そりゃ人がやった方が良いよね、っていうイメージだけで動くとマンパワー依存から離れられない…)

あと、インセンティブに頼るのはUXの禁じ手であることや、ゲーミフィケーションの要素を取り入れる、なんてポイントも面白くて、こういった「UXの成功例・失敗例」の要素は色々知っておくとアイディアを考える上での参考になりそう。(もちろん、何か良さそう、で手段が先行しないようにしないといけないとは思う)

まとめ


ここまでで一通りの資料を読み返した訳だけど、やっぱり読み返してみると、講義のときはさらっと読み流していた部分がちょっと気になったり、理解不足の部分が見えてきたりするなと思った。

知識ばかり増やして頭でっかちになっても仕方ないのだけど、知識がないと何も始まらないというのもやはりある。

これからも定期的に読み返しつつ、実践でも活かしつつ、色々な関連情報に触れつつ…

広大なUXの川を渡るにはまだまだ時間がかかりそうだけど、少しずつ頑張っていこう。

というわけで、ビギナーコースの資料読み返しメモは一旦終わり!
来月からベーシックコースも頑張るぞ!