たかまみー|人間の達人|人間実践塾|関わりをデザインしたら子どもが変わる

子どもの困った姿を「ありのままの姿」と思っていませんか?アプローチで子どもの行動パター…

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子どもの困った姿を「ありのままの姿」と思っていませんか?アプローチで子どもの行動パターンが変わります。子どものモチベーションが上がるアプローチ/子どもを導く親になる/その先に楽しいが待っている/フリースクール/不登校/グレーゾーン/発達障害/ひきこもり/癇癪/不安/ 京都亀岡

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子どもの話に常に付き合う羽目になり、最終的にイライラして怒ってしまいます。

【背景】S君は不安の強い低学年のお子さんで、母子分離不安が強くあります。 不安の強さは、勝ち負けこだわりとも関係していて、自分が確実にわかる・勝てる時は応じられるけれどそうでないときは応じないという風にも行動パターンとして現れます。お母さんが自分の傍にいてくれることは、S君にとって安心で勝ちと感じているようです。 【たかまみーの指導】たかまみー(以下た):この間のSくんとのやりとりを聞いてて気になったんだけど。 Sくんママ(以下マ):はい、なんですか? た:お姉ちゃん

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    • 説明する力、出来事を伝える力を伸ばすには?

      小学校2〜3年生の発達特性のある(知的障害はない)お子さん3名が、4月から小集団セッショングループの仲間になりました。 通常のフリースクールの利用者でもありますが、 あえて小集団で活動する意味は!? すごくたくさんあります。 その中の一つを書いてみます。 それは、「楽しく」「面白く」「わかる」「できる」活動に自ら参加したい気持ちで参加して楽しむことができる、という経験をすることです。 その効能は、 ついついお母さんに報告したくなる。 伝えて共感して欲しくなる。 自

      • タイトルを作りました

        音声初投稿。今後の展開を話しています。 たかまみー、まみ、ちほ、あいこ

        • して欲しくない行動→次の目標行動は何か?

          たかまみーです。 お子さんがして欲しくない行動(いわゆる問題行動)をしてしまったら、 親御さんでも支援者さんであっても、 結構自分自身が感情的になってしまって、矛先が見えなくなる、 そんなことが多いようです。 わかります、わたしも親ですから。そんなこと、何千回あったかしれないです。 でもですね、ここで感情的になって矛先を見失っては、 この先、そのして欲しくない行動を減らしていき、良い行動を増やしていくこと自体がとても難しいのです。 例えば、 お母さんがお子さん

        マガジン

        • たかまみーメソッド
          6本
        • たかまみー記事(仮)
          35本
        • 「ヘルプ」と次に伝えていくこと
          0本

        記事

          支援の神髄・いつの間にか越えていた!できていた!

          たかまみーです。 チューニング型フリースクールを運営しています。 私の療育的関わりの軸として据えていること。 「お子さん本人が、 いつの間にかこんなことまでできるようになってた! え、びっくり!」 という風に、大きな戸惑いなく、これまでしんどかったことを越えてしまってた そんな風にステップを踏んでいけるような そんな支援体制を、そんな環境設定を組んでいくこと それをプロデュースしていくこと それを親御さんとともに実施フォローしていくこと だと思っています。

          たかまみー・療育分野で活躍するようになるまで1

          この記事を書いているたかまみーこと髙見雅子です。 作者が今は「子育て羅針盤」としているのは仮ネームで、しばらくしたら名前を変更しますので、よろしくお願いします。 名前の中にたかまみーは入れようと思っています。 私は、重度知的障害&自閉症スペクトラムの19歳男子の母。 私がたかまみーメソッドを使って仕事をするようになった経緯を書きます。 子どもが3才で障害名の告知を受けて、 発達障害支援センターでTEACCHプログラムを「あなたがやることは、これですよ」と伝えられたその瞬

          「ヘルプが出せる」その次に目指すものは?

          わたしはプライベートでは、 重度知的障害で自閉症スペクトラムの19才の息子の母です。 地域の小学校の支援級から支援学校を経て、現在生活介護事業所でお仕事をさせてもらったり、余暇活動をしたり、楽しくやりがいもある日々を送らせてもらっています。 そんな息子、 当然不器用だし、なにかとできないことやわからないことだらけです。 お出かけも留守番も一人ではできません。(できないというか、本人にはそんな自覚は全くないので何を突然思いついてやってしまうか予想がつきません) お絵描きして

          感覚統合遊具の効果

          ちとせに設置されました、感覚統合遊具スウィング各種。 2021年度の助成金で実現したこの遊具達は、 毎日子ども達に笑みと心地良さと自己肯定を与えてくれています。 私高見は作業療法士ではありませんが、 これらの遊具の楽しい遊び方は熟知しており、 子ども達がこれらの刺激が大好きなこと、 子ども達のいろんな身体の動きを可能にしていくこと、 子ども達の身体の軸を作っていくこと、 子ども達とのコミュニケーションを深めるのに有効なこと を理解しており、 時折子ども達とマンツーマンで

          ちとせ事業&たかまみーメソッドの二次的効能

          現在利用のお子さんの中で、中学受験を目指しているお子さんがいました。 学校との併用利用で、家庭内での取り組みもしっかり進み、 この一年、目覚ましい成長を遂げられ、 中学受験も突破されました。 お母さんに聞くと、決め手は学科テストだけではなかったようです。 もちろん学科テストも良かったとのことでしたが、 一番高得点だったのは、小集団活動?(名前はわからないのですが) 数人のお友達と関わりながら、何か話し合い、最終発表をするという 就職試験の二次試験でよくあったパ

          子が納得して行動するのを助ける1〜絵や文字を使って端的に〜

          年末、立て続けに二件、 お母さんからの相談がありました。 ①「子を医療機関に連れていきたいが行ってくれないので、説得してほしい」(ドクターから、ちとせスタッフから話してもらうのがいいのでは?と助言があった) ②「学校とちとせの両方通っている意味を伝えたいがうまく伝えられる自信がないから助けてほしい」 どちらのケースも、お母さんなりに伝えられているのですが、子が納得できていないようです。 お子さんのその発達なりに、できるだけ納得して行動して欲しい。 というか、納得しないま

          子が納得して行動するのを助ける1〜絵や文字を使って端的に〜

          なんでもバスケット

           #フリースクール #行き渋り #不登校 #ひきこもり #発達障害 #発達凸凹 #グレーゾーン #自閉症 #スペクトラム #ADHD #発達検査 #療育 #応用行動分析学 #応用行動分析 #ABA #子育て #土台 #社会 #教育 #入学準備 #学校との併用 #ホームセラピー #楽しい #ハッピー #京都 #亀岡 #南丹 #京都市 #たかまみー #すずきゆき

          NOという権利の使い方

          小学校入学から2週間経ちました。 昨年度関わらせていただいていた新一年生たち、それぞれの学校で毎日奮闘しているようです。 早くも二名、頑張りすぎてお疲れのようでした。 「しんどかったら休んでもいいよ」 とお母さんは伝えています。 さて、それでオッケーでしょうか? まだ幼い彼らには、いくら休んでもいいよと言われていても、 決められたことは頑張らなくてはいけないと思うでしょうし、 熱もないのに休みたいと言って休んだ経験が、これまで無いと思うのです。 そこで、1週間の大まか

          ちょっとの待ち時間が待てない

          お母さんがしっかりと子供の困りに介入して頑張られているご家庭。 そのお母さんとのコンサルティングの時のこと。 晩御飯を食べ始めるタイミングがわからなくて、 勝手に食べ始めてしまうASDのお子さん。 紆余曲折を経て、今ではみんなでいただきますをするまで待つことはわかってきた。 最近では、全員が自分のおかずやご飯を入れて持ち寄り、いただきます、という流れにされているとのこと。 ただ、そのお子さんの準備は早く済むものの、弟さんの準備に時間がかかるがために、 座って待つ→待ち切れ

          折り合いのつけ方

          夕方からの集団セッションに参加する数名の男子たち(高学年〜中学生)。 行く前に公園でサッカーしようということになり、数組の親子で集まったらしい。 子どもたちはとても仲良しで、いつもワイワイと遊ぶ仲間。 その時も、仲良くサッカーをしていたらしい。 遊んでいる途中でAくんの機嫌が悪くなった。 そしてそのまま夕方になり、Aくんは集団セッションに参加したくないと、ちとせの駐車場で車から出て来なくなってしまった。 事情を聞いてみると、 全員がそれぞれにちょっとしたズルをして笑いあ

          文字の形を捉えてもらうコツ

          ひらがなを習得中のお子さんと、それをお家で教えていただいているお母さん。 このお二人にお家でうまくいくようにフォローさせていただく「セッションコンサル」 スーパーバイザー高見が直接指導する事業です。 ひらがなを書くことはできるけれど、 形が捉えづらい、 ということはありませんか? お母さんの見本も美しく書いておられるので、 「こんな感じで書いてよ」と思うものの、 お子さんにはうまく伝わらない。 どうしたらいいの?と途方に暮れる。 幼い頃のお子さんは、 ほんのり丸い部分や

          それ、お父さんの趣味やんかー

          引きこもりのお子さんを支援しています。 主にお母さんにやり方や関わり方を支援、 お子さんには訪問支援で会うことができています。 情報を整理していくと、 お父さんにもお母さんにも、なかなかお困りのようです。 情報を読み取って整理したり因果関係を掴むのが難しいお子さんなのに、 お父さんお母さんのイライラや怒りのポイントが唐突なので、またその説明も特になく突然訪れるので、 家庭内にイライラが蔓延している理由がお子さんにはよくわからない。すごくしんどく感じている。 ざっというと