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明治神宮:人工の鎮守の森に潜むパワースポット


原宿駅から徒歩0分にありながら、初詣には行くけれど、それ以外はなかなか行く機会もない明治神宮。都会のど真ん中にあるこの巨大な鎮守の森、実は昨年100周年を迎えていたことを知っていましたか?

明治神宮は、明治天皇の崩御にあたり、当時まだ開発されていなかった荒地に明治天皇の英霊を讃える神社を創建し、その周囲に巨大な人工の鎮守の森を作る計画を立てられたことで誕生しました。今で言えば、那須にある石上純也のバイオビオトープ的な、壮大な、数百年先を見据えた都市計画構想だったのです。

新しい森を作るために、綿密に計画された植樹計画に従って、全国から膨大な数の木が集められ、植えられて行きました。それから100年、当時まだ若かった木々が成長し、今や高く見上げるほどの鎮守の森が出来上がって来たのです。

大鳥居から本殿に向かうメインの参道を外れて左の脇道を行くと、数百メートル歩いた左手に、中が空洞になった大きな木があります。それが明治神宮のパワースポット。

巨木の室の中に入りすっぽりを身を委ねると、木の優しいオーラに包まれ、ヤマガラの声だけが響き、森を抜けていく風に身を任せると、自分が都会のど真ん中にいることをしばし忘れてしまいます。目を閉じて深く息を吸えば、心と体にパワーが広がって行きます。

パワーチャージが終わったら、この森の主にお参りを済ませて、緑の森からフレッシュな酸素のシャワーを浴びてリフレッシュ。鳥居を出たあとは、心も清らかに帰りにつくことができます。

東京に住んでいると見落としがちな明治神宮の魅力、ぜひ天気の良い日に1人で、仲間とふらっとパワーチャージに訪れてみてください。
改めて、この土地を鎮守の森にしようとして努力してくれた先人に感謝!

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