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プロオレラー手引書⑦:気を抜くと骨折する

気を抜くと人間は骨折をする生き物です。

腫れている他の部分がさすれないほど痛いのであればその部分も骨折している可能性が高いですが、骨折した薬指を無意識にかばって歩いているので、骨折をするとかばうための筋肉(かばう筋)が出来ます。
普段は使うことのない筋肉なのでかばう筋は筋肉痛が長引くことが往々にしてあるものです。
骨が再生された後にもかばう筋は無意識に歩く時に薬指をかばいます。
無意識にやっていることなので気付いていないかもしれませんが、その痛みは筋肉痛ではないでしょうか。

「松の内までは休み」て病院も多いでしょうから、検索ワードも病院に行かない前提になりますから、正月こそ気を抜けません。
骨折には正月もあったもんじゃありません。
一年のスタートこそ骨折には注意しましょう。

骨に異常があると腫れます。
見た目に皮膚が腫れるのは骨に異常がある時だけではありませんが、骨が折れていて腫れなかったことはありません。
「ん?これ腫れてるかなァ?腫れてるような気がするなァ…腫れてるっちゃァ腫れてるか?」と思う時は、骨に異常はありません。
私は骨を折って「腫れてるかどうかビミョー」と思ったことは一度もありません、ハッキリぷっくり腫れてきました。

この検索ワードで検索したアナタ、賢いですねぇ。
このひとはブログを検索したかったわけです、賢いっ!
骨折は折った人が治るまでに感じたことが全てですので、骨を折った人の経験を聞くのがてっとり早いです。
骨を折った人の経験したことが、骨折したアナタの身体でも起こります。骨を折ったことがない医者よりも、1回折った子供のほうが名医、2回折った高校生のほうが名医、折っていない足の指はもう1本もない中年女のほうが、名医なんです。
それはなぜか。
骨を折った人間は骨を折るところから接ぐところまで自分のチカラでやって折った後の「やってもうたミス」を体験しているからです。
朝の時間がない時に慌てて靴を履いて折った小指をスニーカーのフチに引っ掛けてしまい激痛に悶えたり、折った親指がなんか痛くなくなってきたかも~!とテーピングなしで調子こいてジャンプして追い骨折をして泣いたりしています。
骨折の回数を重ねるということは、折った骨でどこまでやれるかの経験を積んでいるということです。
骨折回数の多さはこれはやるなをたくさん言えるということなのです。
骨折初心者よ、骨折1回目なら固定!痛みをこましにしたいなら、固定。
湿布ごときで痛みは取れませんよ、その痛みは筋肉とかスジとか関節じゃなくて、骨だから。
固定してても歩けばある程度は痛いのが骨折だから。
「捻った」や「伸びた」や「軋んでる」ではなく「折れた」なので痛みの質が違います。
でもご安心ください、骨折の痛みは「この世の痛み」の中ではまだ序の口です。
骨折は、痛みがいつなくなるかがわかっています、10週間後には痛くありません。
再発もありませんし、完治することもハッキリしています。
何をすればいいかもハッキリしています、安静にしていればいいのです。
そんな病名「骨折」は病院に行かずにほっといても治るので死にません。
ね?痛みのレベルは序の口でしょ?
市販薬の鎮痛剤で痛みを和らげることなど無理ですが、気休めでもいい・自分に「痛み止め飲んだから痛くなくなる」と思い込ませるプラシーボ効果に期待するだけ期待してみたい、と市販薬を買うつもりなら「痛みのモトに効く」と書いてるヤツじゃなくて「痛みの伝わりをブロック」と書いているヤツにしましょう。
痛みのモトである骨をくっつけることは、どんな薬を飲んでも不可能です。
出来ることがあるとすれば、脳が痛いと感じるのを一時的に遮断する程度。
遮断するのには、薬を飲むよりも好きなことに夢中になるほうが効果的です。
その「好きなこと」が私は「激しく踊ること」なので、一時的に痛みを遮断したあとに地獄の痛みを味わいます。
足の指を全部折ってる私は骨折しても盆踊りを激しく踊ることが可能です。骨折の原因もおおかた盆踊りです。

補助器具として私が最も多く使うのは、折れていない隣りの指です。

私は何指のドコを折ったかでテーピングするかしないかが決まります。
日常生活をこなすくらいならどの指が折れても私はテーピングをしないことが多いです。

骨折した時にモノをいうのは「根性」です。


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