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合格までの練習方法とヤマハ教本について

私のクラシックギター練習方法。

(1)五線譜で大体の曲の感じは把握出来るので、拍を意識してまず弾いてみる。
(2)ざっと確認したら指使いと拍を楽譜通りに忠実に弾く。指定の速度では弾けないのは当たり前と割り切る。
(3)苦手な所を繰り返し練習する。綺麗な音が出てるかが最優先。
(4)通しで弾ける様になったかな?と思ったら、メトロノームに合わせて弾いてみる。この時点でテンポ40以下なら、(3)に戻る。
(5)テンポ40以上でメトロノームに合わせて弾ける様になったら様子を見ながら速度を上げる。

とまあ、大体こんな風に練習してレッスンに挑む訳ですが、大体の場合、(4)まで行った所でレッスン日になり、先生のお手本の速さについていけない事が殆どです。
そして、それでも何故か合格を頂いた場合は、その曲がよほど気に入ったものじゃない限りは忘却の彼方へ。
不合格の場合は(4)と(5)を経て再挑戦。

先生は私が(4)の段階でも「ここまで弾けていればオッケー♫」と言って合格にして下さる事が多いのですが、その「ここまで」と言う線引きが私にはイマイチよく分からないです。
「これは大丈夫でしょう!」と思うものが「もっと弾き込んできてね」と言われたりもするし、謎です。

あと最近気付いたのですが、ヤマハのクラシックギター教本の譜面には強弱記号(フォルテとかピアニッシモ等)、クレッシェンドやリタルダント等の強さや速さの変化の指定、スタッカートに代表されるアーティキュレーションの指示があえて書かれていない様に思います。
書いてあればその通りに弾ける様に努力するんですが、書かれてないのでレッスンで指摘されてびっくりする事もあります。

要するに、書かれていないくても「このパターンだとこういう感じなのを理解してね」って事だと思うのですが、結構難易度高いなぁと思います。
考えて弾く訓練なんでしょうね。

この考えて弾く、と言うのは(6)に該当するんでしょうけど、正確に弾くのですら難しい今の私には到底無理そうです。

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