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商業施設でやってるイベント会場でMNPするメリット〜2021夏〜

早速ですが、この記事は2021年8月現在の内容となりますのでご注意。

昨今、携帯電話業界は値下げ競争の渦中にあります。菅総理大臣の鶴の一声から端を発した値下げ競争は大幅な基本料金の引き下げと同時に、さまざまな料金プランの乱立を起こしました。

ただ、実際にその恩恵を預かれるのはしっかりと携帯電話の料金の仕組みと変更の仕方を理解している人、全体の多くても半数くらいに止まっている傾向が伺えます。

今回はそんな携帯電話の料金を少しでもお得に、安くしたいという方に向けた記事になります。なるべくわかりやすく書いて行こうと思いますが、至らぬ点がありましたらご容赦ください。

・長く使ってた方が結局お得なの?

早速結論ですが、答えは残念ながらNOです。今もどこの会社もMNP、電話番号そのままで他社に移る方に対しての恩恵を強くしています。やっぱり携帯電話会社からすると他社から自社に来て欲しいのは変わらないのです。

ただ、ここ最近少し流れが変わってきていることも事実としてあります。

・一部の機種を利用中の方(3Gケータイ利用者など)

これは単純に電波の関係で使用できなくなるユーザーに対しての施策です。3Gの電波帯が使用できなくなってしまうので、現行の4G及び5Gの機種に変更してもらわないと携帯電話そのものが使用できなくなってしまうのです。

流石にそれはまずい、ということで、各社特定の機種を破格の金額で提供しています。機種代金は安く済むので、あとは基本料金を安めのプランに変えることでトータルの金額を抑えられる、といった形です。ただ、結構昔の機種を使用しているユーザー限定なので、対象は限られます(ご年配の家族がいらっしゃる方ですともしかしたら該当する人がいるかもしれませんね。)。

・自社のメイン及びサブブランドへの移行をする方

これは結構有名ですが、ここ最近できた格安の料金プラン、各社で出揃ってますが、これはいわゆる「サブブランド」としての位置付けになっているケースが多いです(docomoに当たるahamoはサブブランドではないと言ってますが、認識としてはこれであっているといっても過言ではないです。)。

また、オンライン専用受付限定の格安プランを展開している会社もあり、それぞれの位置付けは以下の通りとなります。以下、各社におけるブランド分け。

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docomoはサブとオンラインが一緒、au、SoftBankはそれぞれを持っている形です(明確にこの記述での分け方はされていないので、私が独自に区分けしたものと思ってください)。

単純な話、メインとサブは元が同じ会社なので、その間で乗り換えをしてもらえるのであれば全体数は変わらないことを利用して割引施策を打つ、というわかりやすいものとなっています。

また、長期利用者に対してサブからメインに移る時に大幅な割引を入れることもあるため、同ブランド間で行き来するのも一つの手になっています。一例として、UQ長期利用者(一年以上)がauに乗り換えする際の割引施策を載せておきます。

ただ、割引自体は12ヶ月、一年間なので、その期日が迫ってきたらまたUQに戻す、といった手段を取るのが結局一番お得になる可能性が高いと思われる。何はともあれ、サブブランドとはいっているが、docomoは店頭でahamoの受付サポートを始めているし(有償ではあるが)、全国のauショップはUQを、SoftBankショップはY!mobileを取り扱い始めているので、最早その境界線はあやふやな状況だと私は感じています。この先、どうなるんでしょうね。

・本題:週末の商業施設で行っている携帯イベント会場での購入はお得なのか

ここまで携帯電話会社の仕組みを載せてきましたが、いよいよ本題。

ここ最近、週末のイベント会場で携帯電話のイベントがよく行われています。これは単純に、携帯電話のお店が待っててもお客様が来ないことから、外に出てお客様を捕まえようとしているからです。

ただ、イベント会場とかだとやはり本当に安くなるのか、不安ですよね。また、しっかり対応してくれるか、専門の人なのか分からなくて不安という声も聞こえてきそうです。

では結論。答えとしては、

状況によっては大いにあり

です。

なぜかというと以下のメリットが考えられます。

1、割引やキャッシュバックを多くしてくれる可能性が高い。

理由は以下の通り。

お店は基本的に買いたい人がくるが、イベント会場は自分からお客様を捕まえないと話すら聞いてくれない。いつもと逆の立場となる為、ある程度譲歩してくれるケースが多い。

特に、持ち込みMNP(機種はそのまま、契約会社だけ変更する方法)はキャッシュバックの恩恵を受けやすい。何故かというと、現在携帯電話の購入の割引額は上限が定まっており、最大22000円(税込)となっている。

例えイベント会場で販売をしていても、このルールは破ることはできない(これ、実は法律で決まってるんです)。

ただ、これは機種を購入する時なので、持ち込みの場合は機種の購入は伴わないのである。

その分、商品券などのキャッシュバックをしやすいというメリットがある。

大体は解約金に当ててくださいと言われるが、解約金はここ最近の新料金プランだとかかっても1000円とかそこら辺なのであまりかからないのだ。

仮に10000円のキャッシュバックを受けれたのであれば大いにプラスになる。さらに格安のサブブランドなどを選べば毎月の負担も安くなるので一石二鳥だ。

2、面倒なことはある程度やってくれる

2つ目のメリットは面倒な手続き関係を手伝ってくれることだ。

1に挙げた持ち込みMNPをする場合、以下の手続きを済ませないといけない

・MNP予約番号発行

・SIMロック解除(対象機種のみ)

・APN設定(対象機種のみ)

これらの操作、わかる人なら簡単かもしれないが、正直めんどくさいという理由で敬遠する人が多い。これを理由にMNPしたくないという人もいるくらいだ。

その面倒な手続きを手伝ってくれるケースがほとんどだ。理由は簡単。それで契約してくれるならお茶の子さいさいだからだ。イベント会場では一件契約することが非常に難しいので、やはり譲歩してくれるケースが多い。

また、これもあまり知られていないが、イベント会場にはそのイベント会場にめっぽう強い店員、またはサポートスタッフなるものがいるケースが多い。要はお客様にあった最適なプランを案内するのが得意な人が多いのだ。下手なショップ店員よりも優秀なケースが多い。

さらに、ここ最近は8日間制度なるものがあり、契約内容に不備があった場合は8日間以内であれば契約を破棄することもできる。

このことから、ショップ店員は昔以上にしっかりと注意事項を説明してくれる。もちろん、イベント会場でもだ。

まとめ:こういう人におすすめ

以上の点から、まとめると以下のようになる。

・ここ最近新しい機種を買った、もしくは今の機種で満足していて、継続してその機種を使いたい人におすすめ

次点でこういった方にもおすすめ

・携帯料金を安くしたいけどショップに行くのが面倒。

イベント会場では基本的にお客様を捕まえたいというのが向こうの心情だ。このことから、ショップに行くのが面倒だけど、料金安くしたいなぁと思っている人は絶好のチャンスだ。喜んで話を聞いてくれる可能性が高いだろう。


以上の点から、長くなってしまったが、今の季節のイベント会場での携帯電話の契約は大いにありなパターンが多い。是非、自分の置かれている環境、プランなどを照らし合わせて、商業施設などで見かけたら話を聞いてみるといいかもしれない。

それでは今回はこれにて失礼いたします。ここまで読んでいただき、ありがとうございます。感謝です。


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