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天声人語は600字程度らしい

パソコンに『もう師走ですね』と打ち込んでから、身震いした。今年がもう終わろうとしている現実と、体感時間との差に愕然としたからで。今年も色々なことがあったはずなのだけれど、各々が粒立って見えないことに、記憶の解像度が下がっているのかもしれないな、などとつい脳内反省会を開いてしまう。もっとも、コロナになってからずっとそんな感じがしているので、今に始まったことでもないのかもしれないけれど。


(区切り線入れられるようになったんだ。便利だな)

今年に入ってから、別に誰に頼まれたわけでもないのに、毎月1本文章を書いている。仕事で作成している、イベント配布用のプログラムにできたスペースを埋めるためで、だいたい800字くらい。上の人や参加者から「こんなの要らないよ」なんて言われたら素直に引っ込めるつもりでいたけれど、何にも言われないままここまできた。

締め切り(自分一人で回しているので、これすらも自分のさじ加減)が近づくにつれ、「何を書こうか」と頭を悩ませるのだけれど、先述のような体たらくなので身近なネタをなかなか文章に落とし込めない。困ったものだ。
参考になれば、と職場でとっている朝刊の1面コラムを全紙毎日必ず読んでいるのだけれど、上手すぎて参考にならない。たいていこの欄は、その社の大ベテラン記者が何人かで回しているらしいので、当然か。


ネタを考える時、つくづく日記をつける癖をつければよかったと思う。学校の宿題で出るような、日記や天気をつけるとか、毎日漢字書き取り1ページやるとか。コツコツと何かを積み重ねるのが苦手で、たいてい提出期限直前に火事場の馬鹿力で乗り切っていたのだけれど、最近それではどうにもならない局面に立つことが増えてきた。ハタチよりミソジの方が近い今、そうした積み重ねの大切さを身をもって感じている。


師走も半ばなら、来年の目標を立てても許されるだろうか。日記でも何でもとにかく何か一つ続ける。あとは、もう少しストレスマネジメントを上手にする。ここで色々書くつもりはないけど、個人的には辛い一年だったので。


区切り線の件を除けば、これでだいたい800字。草々。

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