彼についての話1

twitterは,一つのツイートにつき140文字までしか書けないので,noteのほうに彼についての話を書かせてもらうことにしよう。

※長続きしないので細々と書かせてもらう。

彼は私にできた2人の友達のうちの1人である

  彼と出会ったのは,部活(科学部)だった。彼は,科学が好きらしい。だから,科学部に入部したらしい。また,私も科学に関心を持っていたため入部した。しかし,私はそれほど科学に関心があったわけではない。科学以外の道はなかったのだ。なぜなら,私は楽譜が読めない,絵も描けない,運動もできないからである。それにも関わらず,科学部はそんな私を歓迎してくれた。特に,彼は私を歓迎してくれた。おそらく,彼と同じ学年の部員が私と彼ともう1人の部員だけだったためだろう。そのため,彼とはすぐに仲良くなれた。

はじめての調査

 彼と調査に行ったのは,入部して10分後であった。彼に直接聞いたのだが,彼は近くの公園の池の水の微生物について研究しているらしい。いざ,池の水を取りに行くとなると,雨が降っていた。彼と私は,各自で傘を持っていたので問題はなかった。公園と学校の距離はも短い。往復で1.5kmといったところだろうか。そのため,公園までの所要時間は短い。彼と私は学校を出発し,目的地に向かった。ただでさえ短い,所要時間が一瞬で過ぎていくようにも感じた。楽しいことは,一瞬で終わるともいうように,よほど楽しかったのだろう。そして,目的地に着いた。私は,彼のいう調査の手順に従った。彼の背丈は,平均的な身長の私よりも10cm以上小さかったが,その手順を私に教える彼の姿はとても頼もしく見えた。

顕微鏡

どうやら,彼の研究では,顕微鏡を用いて,微生物を観察するらしい。そして,微生物を種類と数をカウントするらしい。私が顕微鏡を触ったのは,ほとんど初めてであった。なので,顕微鏡の操作を誰かから教わらなければならない。そう,彼から操作を教わることになったのだ。そして私は,彼に顕微鏡の操作を教えてほしいと頼んだ。彼はうんと言い,うなずいた。まず,彼はプレパラート作れと私に指示した。私は彼の指示したとおりに動いた。そうすると,プレパラートはすぐに完成した。そこで,彼の指示は的確であることがわかった。次に,そのつくったプレパラートを顕微鏡で見る作業に入った。私は,彼の指示どおりに,プレパラートをステージに乗せた。その顕微鏡は,反射鏡を必要としない顕微鏡だったので,ステージの下の電球のスイッチをonにした。そして,私は,調整ねじを回し,ステージを上にあげた。最後に,ピントを合わせる作業に入った。彼に,ピントの合わせ方について聞いたが,彼は「フィーリングで合わせる」と答えてくれた。もちろん,顕微鏡を触った経験が少ない私が,感覚的にピントを合わせられるはずがない。なので,私は1分ほど調整ねじを回していた。ふつうは,2,3秒もあればピントを合わせられるのにも関わらず,1分ほど調整ねじをまわしてピントを合わせようとしていた私を,彼は疑問に思ったのだろう。そうすると,彼は私に話しかけてきた。彼は私にこう言った「ピントって…わかる?。」彼は私の図星をついてきた。



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