文字にしていく中で生まれる時間

近頃、仕事に行く前日の夜
子と共に机に向かって
新聞を作ったり、絵を描いたりしている。
文章や絵を描きながら、
子はこの時間に疑問に思っていたことが湧き上がってくるのか、色々聞いてきてくれる。
私はというと、
投げかけられる質問にどうやって回答すれば良いのか毎度頭を捻らせている。

例えば、時間の考え方。
たかきびってなに？から始まって、穀物（こくもつ）ってなにか。

時間については、

１秒は６０個集まると、１分になる。
１分は６０個集まると、１時間になるよ。
でも、
時間は目に見えないからさっぱり分からない様子。

ということで
瓶とスプーンを持ってきて
スプーン１杯が、１秒とすると
６０杯入るとこの瓶は一杯になる、と考えたとすれば、１瓶は１分と考えられるよ。

１瓶が６０瓶入る段ボールがあるとすると、それが１時間。

穀物は、ご飯を食べるときに他と比べてたくさん食べるもの、
お米、小麦、たかきび、ひえ、アマランサス、キヌア・・・
穀物以外には、豆、肉、魚、芋、果物、野菜、海藻、そういえば発酵食品もあるかな、
と話ししながら、ペンで定食の絵を描いて
子はその絵を塗り絵する。

その横で、猫たちが走り回ったり
膝の上で甘えてくる。
この時間がなんとも愛おしい。