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私の上に降る雪は

いつも早朝に起きてnoteを読んでいます。
その時間はあまり人がいなくて、しんとしていて好きです。ゆうべ賑わっていた名残りをひとつひとつ拾うように記事を読む。
早朝の雪道をひとり歩いている感じ。

でも早起きしている人、ほかにもいるんです。
そのひとりが、久保田友和さん。いつも早朝、記事を読んでいると、前日私がしたコメントにリアクションが返ってきたりして、「あ、久保田さん起きてるな」とわかる。
おなじ時間に活動しているだけで、なぜか親近感がわいてきます。

朝まだき、ひとり雪道を歩いているときに、「おはよー!」とあいさつをしてくれる近所のやさしいお兄さん、というイメージ。


先日久保田さんに、私の記事を紹介していただきました。
ありがとうございます!

スキレターというのは、たかやんさんが思いついたものです。
スキボタンでは伝わらない気持ちを、でもコメント欄みたいに相手に返事を求めることなく、手紙のように一方的に伝えるための仕組みで、水曜日はスキレターを送る日にしようという提案でした。
久保田さんはそれに共感して、毎週水曜日にスキレターとしてさまざまなクリエイターさんを、ほんとうに継続してこつこつと、紹介していらっしゃいます。

久保田さんのこのスキレターで知り合ったかたも多く、大好きなシリーズなのですが、今回そのスキレターでAlenさんと、私を紹介していただきました。


久保田さんは出会ったときそのあまりの「出来る人オーラ」がまぶしくて、
「どうしよう…住む世界がちがいすぎる…仲良くできる自信がない…」
と感じたのですが(ほんとごめんなさい)、蓋を開けてみたらものすごく気さくで案外やんちゃでそして何よりまめで、お礼をかかさないし出会った人を大切にするし、いまではとても優しいお兄さん、という印象です。
そして賛否両論を巻き起こす画像チョイスも素敵。(私は賛ですよ笑)


人にしろ事業にしろ、紹介することがとてもお上手で、培ってきた経験から来るお仕事柄かなと思っていたのですが、最近は「それだけではないな」と感じています。

その人にどういう良さがあって、どんな魅力があって、どう表現すれば、ひろく伝わるのか。
私も本の紹介をすることが多いのでいつも久保田さんから学ばせてもらっています。技術的なことはなかなか高度でむずかしいものの、結局は「じぶんが良いと思っている、その人らしさをみんなに伝えたい!」という、シンプルな気持ちをいちばん大事にすることじゃないかと。
人に伝えるのがうまいのは、それを大切に考えて行動される、お人柄から来るものだったんだな、と感じています。


今回の記事で紹介されているAlenさんも私は大好きなのですが、Alenさんの書かれるものを読んだときの印象を私自身うまく表現できないでいました。とても綺麗なんだけれど、その美しさをうまく言えない。
でも今回久保田さんがヨルシカの「夜行」という曲をもってAlenさんを紹介されているのですが、これを聴いたときの、「そうそうこれこれこれ!」感がすごくて、またあらたに久保田さんの力量を思い知らされました。
さすが久保田さん…!


久保田さん、ほんとうにありがとうございます!


☆久保田さんの、とくに好きな美しいお仕事です


☆書くことに悩んだとき何度でも読み返したいAlenさんの記事です


追記

今回受けとってみて思いましたが、スキレターをいただくのは、ものすごくうれしいものでした。せっかくなので私もやってみようかなと思いましたが、書くとなるとかなり勇気もいるし、その人選にも非常に気をつかいそうです。紹介するというのは、ときにリスクを負うことでもあります。それを越えて伝えていただいたのだなと思うと、本当に感謝しきりです。
久保田さんにかぎらず、マガジンに追加していただいたかた、おすすめをしてくださったかた、やさしいまなざしを向けてくださるかた、それぞれの想いがとても胸に沁みます。先日、そうしたいろいろなことがあり、はからずもしんしんと泣きました。やさしさやあたたかさ、そういったものを失うとしても前に漕ぎだそうとしていた矢先だったこともあり、思いがけずもたらされたものが深く響きました。降り注ぐものを恩寵のように受けとめています。
読んでくださるみなさま、いつもほんとうにありがとうございます。
だいすきです。


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