あやしい絵展(感想)_美醜をあわせもった絵画を覗き見する
あやしいをテーマにまとめられた近代絵画
2021年3月23日から、東京国立近代美術館で開催されていた『あやしい絵展』に行ってきたのでその感想を。
幕末~昭和初期にかけて退廃的、妖艶、奇怪、神秘的、不可思議 といった要素をもつ、あやしい絵画が年代ごとに展示されていた。
展示タイトルに、平仮名の『あやしい』が使われているのは、怪しい、妖しい、奇しい の複数の意味を含ませてのことだと思われる。
主に美しい女性をモチーフにして、愛、絶望、嫉妬、死、諦め といった感情を想起させる絵