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ゲームの感想

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新旧問わず、プレイしたゲームの感想について 購入したのにまだプレイ出来ていないゲームもたくさんあって、どこから手をつけたものか。
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2024年1月の記事一覧

Swan Song(感想2)_人間同士の軋轢と、その先にあるものについて

Swan Song(感想2)_人間同士の軋轢と、その先にあるものについて

『Swan Song』は2005年7月に発売されたビジュアルノベルで、シナリオライターには瀬戸口廉也が関わっている。ブランドはLe.Chocolatから。
以下、本作の中心人物となる6人についての感想を深掘りすることでネタバレを含む感想を。
作品全体についての感想はこちら。

八坂あろえ雲雀の解釈によれば、あろえはナカマが不在のため周囲から孤立しているとある。善悪やモラルについての判断や思考は出来

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Swan Song(感想1)_おぞましいほど醜い地獄絵図のなかで、見いだす希望

Swan Song(感想1)_おぞましいほど醜い地獄絵図のなかで、見いだす希望

『Swan Song』は2005年7月に発売されたビジュアルノベルで、シナリオライターには瀬戸口廉也が関わっている。ブランドはLe.Chocolatから。
ゲーム内はたいてい曇天か降雪のため、冬の寒い時期にプレイしたくなるゲーム。年末から2週間くらいかけて久しぶりプレイしてみたが、精神的に削られる場面が多数あるためどうしても時間がかかる。
以下、ネタバレを含む感想などを。

過酷な環境で問われる人

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