黄金の羅針盤(感想)_精緻で美しい画面デザインと音楽の雰囲気が優雅
リバーヒルソフトより1990年に発売された探偵アドベンチャーゲーム。主人公の藤堂龍之介の登場する作品としては2作目となり、一作目は「琥珀色の遺言~西洋骨牌連続殺人事件~」となる。以下はネタバレも含む感想。
<ストーリー>
一九二三年、某月--。船は、桑港を出港した。翔洋丸、一万三千トン。半年の外遊を終えた藤堂龍之介は、太平洋を横浜に向かうこの船の上にあった。島影一つ見えないはるかな大海原を一筋の白い航跡を残しながら船は、西を目指して進み続けた。しかし、安らかな航海は果てしな