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ゲームの感想

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新旧問わず、プレイしたゲームの感想について 購入したのにまだプレイ出来ていないゲームもたくさんあって、どこから手をつけたものか。
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2020年1月の記事一覧

大正ロマンを感じさせる洋館で起こる連続殺人事件「琥珀色の遺言」感想

「リバーヒルソフト」より発売された推理もの探偵アドベンチャーゲーム。1920頃の大正時代、第一次世界大戦がきっかけで貿易によって好景気に湧いていた日本の時代背景があり、大正ロマンを感じさせる琥珀館という豪華な洋館で起きる連続殺人事件を探偵の藤堂龍之介が解決していくというストーリーになっている。 この作品は1988年にPC-9801シリーズなどのPC向けに発売されたゲームとなっている。 発売当時、5インチの2枚組Floppy Diskでプレイした記憶はあったがストーリーの記憶

割と真面目なサイバー・パンクな世界観のluv wave (レビュー1)

シーズウェア制作による1998年7月31日発売のWindoes95対応ゲームで、当時はCD-ROMで2枚組だった。メーカーのシーズウェアというのは『EVE』に代表される主に92~2000年代前半のメーカーで、私は本作と『EVE』しかプレイしたことが無い。 西暦2039年9月の東京が舞台となり、ある日世界中のコンピュータが1秒間停止するという現象(XINN)が起きた後の世界。 帝室国家安全調査室特務課謀報局(以下帝諜)の暗殺専門13課所属、御子神薫はCIAの依頼によりマシー・