【こ】恋は雨上がりのようにを観て

※この文章は、映画『恋は雨上がりのように』の感想文です。当該映画をこれからご覧になるかたは、閲覧をお控えください。

最初、こから始まる映画を探していて、あったー!と思って手癖で再生ボタンを押してしまい、その瞬間は、恋愛映画だ…やっちまった…と思ったのですが(当方恋愛映画が苦手)、結果的に観てよかった。こんな恋なら何回でもしたいわ…。

あらすじは、陸上部に所属してる怪我してグレた女子高生が小説家を目指してうだつの上がらないファミレスの店長(バツイチ、子あり)に恋をするという話です。

漫画原作ですが、大泉洋さん好きにはたまらん映画です。漫画のキャラクターは見た事ないのですが、小松菜奈さんはたぶん完コピの域なんじゃないかってくらい、魅力的でした。

かくいう私も、作中の2人ほど離れているわけじゃないですが、かなり年上の男性に恋をしたことがあります。その人は今思うとそんなにいい人ではなかったです。それに作品を観た今思えば、相手にとっては迷惑だったのかもしれないなぁと、改めて反省しております。

私のおじさま好きは中学生の頃から始まっている筋金入りのものなのですが、そういう人はめちゃくちゃ観た方がいいです。現実世界ではまぁそうだよなぁという実感と、大泉洋カッコいいという夢想感が味わえます。

あと、演出がすごく素敵です。雨から歓声にフェードする音響の演出、傷痕の描写や、友だち、という言葉の有効性、題名にもなっている雨の描写が素晴らしい。

感情と気候がうまくマッチしていて、激情になればなるほど雨は強まる。

ラストシーンの綺麗な快晴は、2人の明るい未来を暗示しているかのようでした。そういった演出や、淡白な2人の関係がすごく好きでした。恋愛というより、純粋な愛情。これこれこういうのだよ!とめちゃくちゃに思いました。

恋愛映画苦手な方にも、お勧めできるな、と思いました。どっちかというと、青春映画かもしれません。

後日加筆するかもしれませんが、今はこれくらいで。

また明日。



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