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読了「十字架のカルテ」|知念実希人

医療系ミステリー本を探していて、帯が気になったので購入しました。

犯罪事件の被告人が精神疾患を持っていた場合、罪に問われるか否か、それを暴いていく精神鑑定医の話。面白いというのはやや語弊があるかもしれないけど、面白かった!犯行時に症状が現れていたかどうか、それによって有罪・無罪の判断が非常に難しいこと。ようやく決まった判断も、違和感を突き止めたら直前にひっくり返ったりすること。
精神疾患を持っている人によっては、その原因を作った出来事や、原因になった人もいる。誰が被害者なのか…。

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