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みんなでできる地球にいいこと: その5/セルローススポンジやスポンジワイプ を使う

みんなでできる地球にいいこと
5つ目は、「セルローススポンジ」や「スポンジワイプ」を使う。

一般的な台所用のメラミンスポンジは、メラミン=プラスチックで出来ていて、使うたびにその粒子が下水に流れ出てしまいます。
それがよく耳にするマイクロプラスチックとなって、海に流れ出てしまいます。

海に流れ出たマイクロプラスチックを魚が食べて、それを人が食べる。
また、水道水や飲料水のボトルからもマイクロプラスチックが検出されていて、人は一週間でクレジットカード一枚分のプラスチックを体内に取り込んでるとも言われています。

研究者によると、人体への影響は今の研究ではデータがまだ無いそう(日常の生活の中で海から摂取した分のみを測るのは難しい為だそう)ですが、
魚介類にとっては、食欲減退、発育不良や繁殖力の低下や死など、有害であることは明らかだそう。

少し前ですが、海洋プラスチック問題が大きく取り上げられました。
それは、カメの鼻にストローが10cmも詰まってしまい、大量の血を流しながら人が引き抜く映像や、誤飲したゴミ袋で胃袋がいっぱいになった鳥たちの死骸の写真でした。

人が道端や海にポイ捨てしたゴミがそれらの大きな原因ですが、
マイクロプラスチックも多かれ少なかれ同じことだなと思うと、少しでも影響のないもの、海とそこに住む動物たちに優しいものが使えたら良いですよね。そこで、セルローススポンジを知りました。

セルロースは植物の繊維からできていて、100%天然素材。
見た目から最初は柔らかそうで使いにくいのかな?と思うと案外そうでもなく、吸水性に加えて弾力と十分な泡立ちができ、洗うことができました。

しかも乾きやすいので、使い心地はメラミンスポンジとほとんど変わりないなという感覚です。私はいつも、Seriaで2個入りのものを購入しています。

これでマイクロプラスチックの流出をゼロにできて、しかも使い終わったら土に埋めると微生物によって分解されるというセルロース。
お手軽にできる嬉しいアイテムです。


同じセルロース素材でできた北欧生まれの「スポンジワイプ」もおすすめです。北欧ではとってもポピュラーな台拭き。

無印でも3枚セットで売られていて、他と比べて安価に手に入るので重宝しています。


私は小さくカットして台拭き用と、お掃除するときのクイックルワイパーに取り付けるシートの代わりに使っています。

付け替えシートって便利だけど、ほんの数分で使い終わってしまって捨てるのがもったいないなあと思って、スポンジワイプで試してみたら案外いける!
シートと変わりなくゴミをキャッチしてくれて、最後は塵をかき集めて捨て、スポンジワイプは洗って繰り返し使います。

あなたはどんな基準で、今お使いのスポンジを選んでいますか?
おすすめがあったら是非教えてください。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました!

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