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主婦の家事8時間はね。家族のことを想っている時間。それだけです。

朝、とくダネ!みていたんだけど、子供3人の会社役員男性が、家事なんて1時間でできるって言って炎上している。

私も主婦。「あれー?わたしって家事何時間くらいやってんだろ」って考えてみた。そしたらね。わかんなかったよ。だって考えたことないもん。時給が出るならタイムカードくらい押すけどさ。じゃ、どこからが休憩で、どっから勤務なのかもわかんないんだもん。

すごい炎上したっていうけど、そんなに気にしなくていいと思う。

えっと掃除が1時間でしょ?ご飯から片付けまでが3食で4時間くらい?えーっと後は…。って考えなくて大丈夫。この話はスキルの問題じゃない。少なくともわたしはそう思う。

世の中は便利。ご飯だって簡単に作れるキットも充実しているし、コンビニもご飯もすごく美味しい。商店街の総菜屋さんなんて「お母さん」って呼びたくなるくらいの味じゃない?それらを集めて食卓に並べていれば、3食合わせても1時間しないよ。紙皿、割り箸にすりゃ、洗い物もなくなるんだもん。

洗濯はまわして干せばいいだけ。「これ洗わないで明日も着て」とかなれば、洗濯減るしw。掃除機だって毎日やらないでもいいし、お掃除ロボもいるもんね。

これね、ぜーんぶ「家族への想い」の大きさが時間感覚で膨らんでるだけよ。

だって、ご飯もさ。コンビニもいいけど「この料理は食欲なくても食べられるかな」とか「この味付け好きだから、喜ぶかな」「嫌いなピーマンだけど、これならどうだ!」とか。単純に「献立を考える」っていうタスクじゃないのよ。そこに家族が喜ぶ笑顔、元気が出る笑顔を想像しながら考えてるから、時間がかかるだけ。

洗濯もね、クリーニングでもいいんだけど、毎日のものを洗うのは、少しでも気持ちよくお仕事に行ってほしいとか、そんな気持ちがちゃんとあるよ。子供がカレーをこぼした服も、漂白と手もみでなんとかして、お気に入りの服を残してあげたいね。

掃除もそう。ロボットがやってくれるけど、棚の上のホコリは?玄関の泥汚れは?放っておいても死なないけど、ホコリだらけの家よりも、空気が綺麗な方が家族は嬉しいよね。時には、捨てなきゃいけないものもあるんだもん。新しいものが増える分、捨てていかないと家がゴミだらけになる。「この文房具はここにあったほうがみんなが取りやすいかな?」ってたまに整頓もする。

みんなそんな愛があるから「整理収納の本」「料理の本」「洗濯の本」があるんじゃないかな。

1日平均8時間。これは家事の時間じゃないよ。主婦はずーっと家族のことを想ってる、それだけです。家事1時間に愛がないとは思わない。だからこそ「わたしは家事に3時間」「うちは16時間」なんて、競う必要がない。愛情を時間で「見える化」することに意味がない。なので、炎上する必要ない。みんな自分の家事に自信をもっていい。




自分の頭の中を紙に書き出す整理習慣が「自分の幸せ」を引き出す手法の1つとして広めたいです。わたしがそれで幸せになったので、メソッドを作りたいと計画中です。