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スポーツマンの空間認知能力と朝食との関係

何故、朝食を食べることが重要なのか
エネルギー補給だけでない、理由を加味して
更なるステップアップ☀️ スポーツしてる方は特に、朝にプロテインだけやスムージーだけではだめです🙅‍♀️

ラグビーで相手に正確なパスをだしたり
サッカーでシュートを決めたり
野球のピッチングやバッティングなど
スポーツの中の、あらゆるシーンで
必要とする空間認知能力は、
その日のパフォーマンスに直結するものです。
実はこの能力、いかに
「脳を朝から刺激するか」
により大きく変わってきます。


●10回噛むと約35ml脳の血流量があがる
実は「噛む」ことは最も効率よく、
脳に血液を送ることができる動作なんです。
噛むことはポンプのような働きをするので、
噛むたびに脳に血液が運ばれます。
その量は10回噛むと約35ml。
血流が良くなることで脳の海馬や前頭前野を
活性化することができます。

●パフォーマンス向上に関与する海馬と前頭前野
スポーツをする上で「空間認知能力」というのは非常に重要な能力となります。
このような物体の位置・方向・間隔などを
素早く正確に認識する能力は、
脳の海馬が司っています。
また、集中力・判断力・記憶のコントロールは
脳の前頭前野が司っています。
これらの器官を活性化させることは、パフォーマンス向上に繋がり、
活性化する方法として最も有効な動作が「噛む」ことです。

●朝食を食べることの意味
噛むことで血流をあげ、その血流にたっぷりの
酸素と栄養を含有させて脳に送ることで、
朝から最大限に脳を活性化させることができます。

●脳の栄養素 ・オメガ3
脳の50%は脂質でできています。
脳内に存在する脂質のほとんどは
DHAであり、海馬は特に多くのDHAを
必要とする器官です。
脳は一度活性化すると1日、
その状態を維持できるので、
朝からDHAを豊富に含む食品を意識しましょう。
(脳に関与する脂質として、他にEPAが有名ですがEPAは脳関門を通過することができず、脳にてDHAに変わります。EPAの効能は血液をサラサラにして、栄養をスムーズに運んでくれる効果が高いことです)
DHAはマグロ・ハマチ・イワシ・鯖・さんま等の
青魚に多いですが、鮭からでも摂取できます。
朝から魚を用意することが難しい方は、
体内でDHAに変換する、アマニ油やえごま油を小匙1杯、
摂取してください。
これは、クセがないので納豆や味噌汁やサラダなど、
加熱さえしなければ、使用法はなんでも構いません。
*これら、DHA・EPA・アマニ油・えごま油などを総称してオメガ3と呼び、良質な油と分類されています。

●ブドウ糖
脳の活動エネルギー源は、主にブドウ糖の働きによるものです。しかし脳にはブドウ糖を貯めておくことができないため朝というのは、ブドウ糖濃度が低下状態にあります。これを、補ってあげないと集中力や記憶力の低下につながるため、運動する日の朝には必ず脳に、ブドウ糖を補給してあげましょう。
ブドウ糖は、ご飯・パン・麺などの炭水化物から摂取することができます。

●タンパク質(アミノ酸)
脳内の情報伝達物質の材料はタンパク質です。また、ブドウ糖を脳に運ぶ役割をする血液もタンパク質でできています。
朝からしっかりタンパク質である食品を、摂取しましょう。
タンパク質は、卵・魚・肉・乳製品・大豆製品から摂取することができます。

その他、野菜やフルーツや乳製品を意識することでアスリートパーフェクト朝ごはんとなります。

朝食を「よく噛んで食べる」と、このような栄養素を効率よく脳に送ることができ、朝から脳を活性化させておくことで、空間認知能力が冴え、パフォーマンス向上が見込めるのです!

アスリートは、朝にプロテインや
スムージーだけではいけません。
意識的に「朝食をしっかり噛んで食べる」
ことで、身体から脳に至るまでを活性化させ、
パフォーマンス向上を図りましょう🙌

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