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共産党による赤い資本主義

初めに断っておきますが、中国が赤い資本主義という言葉を最近耳にしただけで、この本は未読です。
鄧小平が『黒い猫でも白い猫でも鼠を獲るのが良い猫だ』と言って、中国に市場原理が導入されましたが、共産党一党独裁や専制主義が日本の政治家やメディアにより喧伝されているので、まだ共産主義みたいな富の平等みたいなモノを目指していると誤解していました。あくまでも、伝聞ですが、中国は、日本より欲望剥き出しの資本主義らしいです。30年ほぼ成長していない日本より、鈍化しているとはいえ成長し続けている中国の方が資本主義国らしいのは、当たり前ですかね。

中国の人々は、経済成長して生活が日々良くなっているので、共産党が国を運営してても、現状を是認しているのでしょうが、経済成長しなくなれば、なんで共産党に任せているんだっけってなりかねないので、中国の第一は経済らしいです。

翻って日本ですが、日本は自由主義陣営で民主主義国家ですという建前もかなりボロボロになっている気がします。自民党政権が戦後ほぼ支配してきて、民主主義の根幹である選挙で国民に選択肢を与えないという状態が続いています。戦争もなく、生活も安定し、治安の維持がある程度なされている間は、自民党でも良いのかもしれないですが、課題は次々と発生していますが、後手もしくは間違った政策しか取れない自民党は良い猫なのでしょうか?

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