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 同級生の50歳結婚の十数年後の悩み。

 もう10年以上前の話ですが、私的には、コイツは私同様結婚なんてしないだろうと思っていた同級生が結婚した。彼は、東京の会社員で、私が首都圏にいた30代までは、家に遊びに行く度に、新しいパソコンや周辺機器など趣味のモノが増えていて、リッチな大学生みたいなヤツだった。

 私がUターンしてからは、テキストチャットをたまにするぐらいの付き合いで、お互いの現状についてはよく知らないまま、昔話などする程度でした。

 その彼が50歳を前に、支えてくれる女性が出来たと思いもよらぬ事を言った。へー、彼女出来たのかと軽く考えていた。そしたら、後日、結婚したと言われた。12歳年下の奥さんだった。心の中ではマジか?と思いつつ、お祝いを言って、ご祝儀を贈った。その一年後くらいに男の赤ちゃん誕生。彼は、武士の家系でもないのに、以前からお家断絶とか冗談を言っていたので、その事を言ったら、断絶せんかったと喜びを露わにしていた。

 時は流れ、定年後、再雇用になり、給与が半分くらいになった辺りから、支えてくれる女性(私は、言い出したら、放っておくしかないワガママな彼を支えるなんて奇特な女性いるのか?という疑問はずっとあった)が、あくまで彼とのテキストチャットでの様子ですが、普通の女性になった気がした。

 給与が減って、子供はまだ小学生という事を考えれば、今までのような浪費どころか、子供にお金が必要になり、生活も子供中心にならざるを得ないと言う誰にでも予想出来る展開を彼は予想してなかったらしい。

 テキストチャットで、退職金に手をつけられないとそりゃそうだろうねみたいなことをこの世の終わりのように愚痴り、観たい映画も観られないとか、えー、それ悩みか?みたいな事を羅列した挙句、楽しくなくて何故生きているのか?分からないとか言い出した^_^

 所詮、結婚なんて、そんなモノだよと言いたい所であったが、家族がいるから大変だね〜と言っておいた^_^

 もう20年以上会っていないし、これ以上、愚痴られても困るので、人間関係の断捨離みたいな手紙以外の通信を遮断した^_^犬も食わんとはよく言ったモノである^_^

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