見出し画像

山の上でパン鳥会 探鳥会レポート<S峠編>おまけ 2024年7月

 先日、ゆる支部の平日探鳥会に参加してきました。
 場所はS峠です。

 探鳥会が終わった後、パン屋さんに行かないかと誘われました。

 駐車場近くの山の上に宿泊施設があって、そこの焼きたてパンが美味しいのだそうです。

 標高が高い所では沸点が低いため、ご飯を炊くと中に芯が残ってしまうそうです。
 試行錯誤してパンを焼くことにしたそうです。

 ロープウェイもありましたが、パン屋さんの送迎車も運行していて、こちらにお世話になりました。

 送迎車に乗るには「環境保護募金」として千円、協力して欲しいということでした。

 パン屋さんの送迎車に乗り込んだ6人は、10分ほど車にゆられて、宿泊施設でランチをいただいてきました。

 私が注文したのはロシア料理を思わせるパンとスープのセットです。
 熱々でした。

焼きたてです。

 窓の外にカヤクグリが姿を見せました。
 お気に入りの枝があるみたいで、何度も戻ってきました。

 鳥に夢中なメンバーです。

 最初はみんなでテーブルを囲んでいたのですが、
 「鳥を見ながら食べたい」

 テーブルに座らないで、窓際のカウンターに一列で座りました。

 双眼鏡を手に、パンをモグモグ。

 焼きたてふわふわパンを楽しみながら鳥を見たので「パン鳥会」と命名しました。

 パン鳥会ご一行は食休みに展望台に行きました。
 20畳くらいのテラスがあって、周囲の景色を眺めることができました。

展望台からの眺め

 「あの辺にルリビタキ」
 「声はするけど見えないね」
 「木の向こう側にいるのかも?」

 「そこに、猛禽類」
 「あ、飛んだ」
 「今の、なに?」
 「んーたぶん、ノスリ?」

 霧がだんだん深くなって、また視界が真っ白になってしまいました。

 展望台の景色を楽しんで、送迎車で送っていただきました。
 道中も鳥が飛ぶと大騒ぎでした。

 「あ、何か、鳥!」
 「停めて停めて~!」

 送迎車を停めちゃうパン鳥会ご一行。

 「あー、行っちゃった」

 「黒に白い点々がたくさんある鳥がいたんですよ!」
 「ホシガラス?」
 「たぶん、ホシガラスだね」

 こんな感じで駐車場に戻ってきて、パン鳥会は解散しました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?