NCGグループの一員になる決意

今までの心境　

2月も半ばを過ぎ、入社まであと1ヶ月半をきった。最後の春休みの過ごし方を考える今日この頃…と言いたいところであるが、正直私にはそんな余裕がなくなっている。今まで3回の研修で、まわりとの差を見せつけられたからだ。

　私は圧倒的に寿司打が苦手だ。本当のことを言うと、最初は「これって実際やって意味あるの…？」と、どこかで思っていた。ゲームではやくたってメールを打つ時にこの能力はいるのかと考えていた。今までパソコンを触ることを極力避けて大学生活も送ってきたため、スタート地点から遅れていたのは自覚していた。しかし、1回目、2回目と研修を重ねる度に、「前回はクリアできなかったけど、今回はできた！」とか、「練習の方法を変えたら超えることができた！」と言う声をよく聞くようになった。そこからは自分のできなさ、そして目標を達成できない無力さにずっと嘆いていたし、それを研修で周りにいうことや、アドバイスを求めることも意地をはってできないでいた。その理由としてもう一つ考えられるのは、自分は現在24歳で、こんなことを言うのは恥ずかしいけれど、劣等感を常に持っていたのだ。大学では年齢について意識をしたことはなかったのだが、なぜか内定式でも、研修でもその気持ちがあったせいであまり心を開けずにいた。

意識を大きく変えるできごと

　その意識をかえることができたのは、1・3回目で研修が同じだったAさんとの出会いだった。珍しく自分と同い年で、少し親近感が湧いたが、彼女は研修のランキングで全国1.2位をとる強者だったのだ。そんな彼女は目標点数を超えても、自己記録を更新し続けている。他にも事業発表で選ばれて発表をするときも、堂々としていたし、アドバイスをきいて、心から納得してメモを取り続けていた。自分ができていなかったところを認め、それを吸収し、実際に結果を出すということをきちんとできていたし、アドバイスについても何もためらうことなく、どんどんと発信していた。その姿をみて、自分は今までの態度について反省した。こんな小さいことにこだわって、恥を捨てきれないことで、どんだけのチャンスを逃したのだろう、と素直に思った。そして、自分はなんのためにNCGに入ったのかをもう一度考えた。

入社を決めた理由

　私がNCGに入った1番の理由、それは「20代の間に圧倒的に成長するため」だ。その理由は、最終的な目標として、「自分に子供ができたときに、何があっても旦那に頼らずに好きなことを自由にさせることができる年収を稼ぐこと」がある。そのためには育休や産休を挟んで仕事に戻ってきても、いなくては困る、戻ってきてくれてよかった、と思ってもらえるような、色々なスキルを20代のうちに身につけなくてはいけないと思った。年齢で左右されず、20代でやる気があれば多くのことに挑戦することができる場所として一番近いと思ったのがNCGだった。

イマドキ若手社員の仕事に対する意識調査2019

このアンケートは現在の新入社員が何を求めているのか、そして将来に対しての不安についてのアンケートが載っている。実際に半数以上が将来に対して不安を抱えているのである。私も不安が大きく、そのために成長しようと心に決めたはずだった。しかし、目の前しか見えていなかったことで生まれた意地のせいで、その目標を見失っていた。それを、Aさんの姿勢から思い出すことができた。

入社に向けての抱負

　成長するためには、自分に足りないことを認め、素直になること、そして柔軟に吸収すること、積極的にコミュニケーションをとることが大切だと思う。今後は本格的な研修も始まり、さらに入社してからも挫折を味わうだろう。その時に自分の目標を思い出し、自分のやるべきことを着実にこなすこと、そしてそれを継続することで自分を成長させることができると考えている。そしてなんのために仕事をするのか、それが食べていくためだけにならないように、毎日ワクワクしながら、日々成長を感じられるような人になりたいと思う。