オンライン朝活がマルチ勧誘じみてて怪しいという話②
こんにちは。
以前、オンライン勉強会を通してマルチ商法に勧誘をするであろう特徴を紹介した
「オンライン朝活がマルチ勧誘じみてて怪しいという話」という記事を投稿させて頂きました。
記事を投稿後、コメント欄にて
実際にマルチ商法の集団で活動をされていた方から
「私が勧誘されたときと似たような手口でした」というお言葉を頂きました。
そのため、記事でご紹介したオンライン勉強会の主催者が
マルチ商法の勧誘者である可能性は極めて高いといえます。
今回、記事を投稿してからしばらく経ち
新たにオンライン勉強会で勧誘をする手口が分かったため
続きを投稿する運びとなりました。
前回ご紹介させて頂いたビジネススクールの続きになります。
ビジネススクールを受講する前に、主催者から事前課題として
「金持ち父さんの起業する前に読む本」と
「金持ち父さんのビジネススクール」の2冊を読むように言われました。
前回の記事にも書かせていただきましたが
「金持ち父さんのビジネススクール」は
都内某所の大型書店にも置いていなく(個人調べ)
本を勧めてきた人はほぼほぼマルチ商法の勧誘といういわくつきの本です。
この本を通して主催者は何を紹介するのか、
また、どうやってビジネススクールの参加者を
キャッシュフローゲーム(前回の記事参照)に勧誘するかが地味に楽しみでした。
まず「シングルレベルマーケティング(SLM)とマルチレベルマーケティング(MLM)」の違いの説明がありました。
マクドナルドは「ハンバーガーを売る権利」を売っている会社であり
その権利を買った人が、フランチャイズ(FC)のオーナーとして店を構えることができます。
このように、マクドナルドの本社:マクドナルドから「ハンバーガーを売る権利」を買ったFCのオーナー=1:nの構図を
シングルレベルマーケティング(SLM)と言います。
本部も儲かるし、FCのオーナーもやり方によっては儲けられるし
双方にメリットはあるのかなと思います。
これに対して、都内各所に
「焼きとり家すみれ」というお店があるそうです。
この運営会社であるイデアプラスは
FCのオーナーさんに、本部の代わりになってもらう
「エリアフランチャイズ本部」制度を採用しています。
FC本部が社員教育をする必要がないことや
FC店舗がエリア本部になれば、単純に本部が増えるので
その分早く店舗展開ができることがメリットです。
この構図をマルチレベルマーケティング(MLM)と言います。
MLMは例えばNHKの代理営業にも使われており
(NHKの集金に関する営業は専門の会社に委託しています)
他にも携帯会社やindeedなど
多くの会社が採用していると主催者は主張しています。
ところで、このシステム
何かに似てますよね?
そうです。
私の記事を読んでいる方のほとんどが嫌っているであろう
あのマルチ商法・ネットワークビジネスです。
マルチ商法も、マルチレベルマーケティング(MLM)のシステムが採用されていますよね。
確かに焼きとり屋すみれのように
FCのオーナーを増やすために
MLMを採用しているのは分かります。
だからといって個人でマルチ商法をやる理由にはならないです。
マルチ商法の何が問題かって
勧誘することで信用を失い、友達がいなくなるのもそうですが
始めるのが早いほど有利で、上層部しか儲からないこと。
ロバートキヨサキ氏も勉強会の主催者も
「ネットワークビジネスは人助けが好きな人にピッタリだ」と主張していましたが
むしろ勧誘することで人を困らせることしかできていないですよね。
確かに勧誘する人も「あなたのためにこのビジネスを紹介します」みたいなニュアンスで言う人がいかに多いことか。
「あなたのためを思って」って言う人は大抵
本当に「あなたのためを思っている」わけではありません。
自分自身のためを思って言うことの方が多いです。
「マルチレベルマーケティングは様々な企業でも採用されている」
後々調べてみましたが
これはマルチ勧誘の常套句だそうですね。
「金持ち父さんの起業する前に読む本」では
「製品・法律・システム・コミュニケーション・キャッシュフロー」の5つのポイントを図にしたものの解説があります。
内側にあるこの5つをのポイントを満たすと
優秀な会社・自分でビジネスをできるためのプラットフォームだと言えるそうです。
次の講座でその優秀なプラットフォームを紹介するみたいなのですが
どうせネットワークビジネスはこの5つを満たしますとか言うんだろうな。
来週また講座があるので、情報手に入れ次第
また更新します!
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