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流経大柏 2024 START 




高円宮杯 JFA U-18 プレミアリーグ 開幕

ご無沙汰しております。
とは言っても、どれぐらいの方々が私のnoteを読んでくれているかは定かではありませんが、久しぶりに綴ります。この記事を綴っているとき、既に第2節・AWAY 青森山田戦が終了し、選手は帰路についています・・・・笑
青森まで応援に行くことはできなかったので、第1戦を振り返ることにします。この記事を読んでもらう方にとって、何らかの足しになれば幸いです。
高円宮杯 JFA U-18 プレミアリーグ 第1節
流通経済大学付属柏高校 VS 尚志高校
@流通経済大学付属柏高校グラウンド:十余二の森
11:00 KICK OFF


硬さからの解放

昨年2023シーズンと開幕同一カードとなりました。

流経大柏スタメン:〇数字は学年

【SUB】
GK 25細沼大輝(GRANDE)
DF    5佐藤夢真(FC多摩)64’IN
DF  13中野万輝斗(VITTORIAS)84’IN
MF 14飯浜空風(ジェファFC)76’IN
MF 26坂井 伯(鹿島アントラーズつくば)84’IN
FW   9山野春太(tfa)64’IN
FW 20大藤颯太(成田SC)

対するは、昨年、最高順位2位につけた尚志。
昨年は、CBの髙瀬大也君を中心に堅固なディフェンスと、オフェンス陣には、安齋悠人君、網代陽勇君、笹生悠太君といったタレントを要し、スピード&テクニックと、洗練されたパスワークが光りました。
今年はどのようなチームでどのような力を持っているのか、どのように仕上げてきたのか、たいへん興味深いものがありました。

11:00kick off。
序盤、試合のペースを握ったのは尚志。流経大柏の選手は緊張していたのか、プレーに精彩を欠き試合の入りの甘さを露呈していたのは否めません。正直、試合開始の15分まではいつ失点してもおかしくない状況だったと感じます。しかしながら、本職ではないCBを任された4奈須君と、U-17高校選抜で経験を重ねてきた3富樫君が、ガッチリとロックして失点をさせない展開。葛西君の決定的チャンスがありましたが、それを超える尚志の決定機。
幾度か危ないシーンがありました。

27分 流経大柏先制!!
尚志ゴールに向かって左側から、10柚木君が抜群のコーナーキック。
3富樫君が競りにいき、流れたボールに8亀田君・6稲田君が関わり、尚志DFの足に当たったボールがゴールに流れオウンゴール。やや押され気味の展開のなかで、欲しかった先制点を流経大柏が奪いました。

その後、硬さから解放された流経大柏は、徐々に試合のペースを握っていきました。序盤15分とは全く異なった展開が繰り広げられていきます。


いつかの雰囲気

先制点を奪ったあとの流経大柏は、優勢に試合を運びました。
優勢に試合を運べた理由は、ボランチ・6稲田斗毅君(FC KASUKABE)の存在。縦横無尽にピッチを駆け回り、ルーズボールの回収、中盤での競り合い、ピンチになりそうな流れを断ち切る試合観・・・・。
試合の時間が過ぎていくとともに、じわじわとその効果に気づく。
あの選手がいるから、周りの選手が自分を出し、思いきってチャレンジできる。そんな、激しく、強く、泥臭い選手。

かつての流経大柏にいた“いつかの雰囲気”を醸し出す選手のひとり。
それぞれの年代に、それぞれの熱い選手がいて、それぞれの良さがあり、チームに影響を及ぼしてきました。昨年度、中盤に君臨した“勝利に飢えた戦士・中田旭”君。彼の存在も本当に大きかった。

今年、中盤に君臨する稲田君。彼は、久しぶりに“流経っぽい”選手だなぁと感じました。流経大柏に必要なもの、それは、「流経らしさ」。
“かつて”を知らない現役世代の選手たちが、自分たちの武器を洗練し、新しい流経を築きあげていくなかで、変わらない「流経らしさ」を出していくこと、心と体に刻み込み、どんな試合でも「流経らしさ」を表現していくこと。その先駆けとなるのが、間違いなく稲田斗毅君だ。
いつの日か、相手のキックに頭で突っ込んでいくぐらいの、流経魂を期待しています笑


それぞれの武器

正月明けの裏選手権を観戦して以来、他の試合を観戦する機会がなかったので、流経大柏がどのような布陣で、どのようなサッカーを展開するのか、とても楽しみでした。中盤から前にドリブラーを配置しているところは、昨年と変わっていないようでしたが、左SBに11堀川君は驚きました。
個人的に今後楽しみにしているのは、炎のプレイヤー18和田哲平君。
プリンスリーグ関東で活躍している我武者羅・19粕谷悠君(この記事を書いている第2節青森山田戦でスタメン出場!!)。
「足つるの早すぎだろ!!」と6稲田君につっこまれていた上州のファイター・12松本果成君。
終盤に流経大柏の守備をきっちり締めスーパークリアを連発したF多摩戦士・佐藤夢真君。
ルーズボールの回収率を上げ後半の中盤を制した14飯浜空風君。
一瞬の隙をつきゴールを奪うことができる26坂井伯君。
あげるときりがなくなりそうなのでこのあたりにしておきます。

そして、この個性あふれる集団をまとめあげていく、想いの繋がれた腕章を巻く・4奈須琉世君。ぜひ、下の記事に繋がるような熱き想い、そして、自身が言った「勝たなければ意味がない」という勝利への強い想い、歴代の流経戦士が残してきた軌跡に、新たなる歴史を刻んで欲しいと願います。
腕章が繋ぐ想い|chirorifamily (note.com)

心震える流経FOOTBALLを。


ちょっと振り返ってみました

開幕戦データです。
2023年 VS尚志 【0‐0】△
2022年 VS川崎フロンターレ U-18【1‐2】●(※第1節は延期)
2021年 VS大宮アルディージャU-18 【4‐0】○
2020年 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため開催形式変更
2019年 VS青森山田【0-2】●
2018年 VS清水エスパルスユース【1‐0】○
2017年 VS鹿島学園【3-1】○ ※関東プリンスリーグ
2016年 VS青森山田【0‐3】●
2015年 VS青森山田【1‐2】●
2014年 VS青森山田【3‐2】○
2013年 VSコンサドーレ札幌U-18【1‐0】○
2012年 VS東京ヴェルディユース【2‐2】△
2011年 VS三菱養和SCユース【3‐0】○

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