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こんな日もお花をいけてみる



心がざわざわする日。お稽古のお花は少し早めのクリスマス花でした。

通常のお稽古のお花とは違って、行事やイベントの際のお花は「装い花」といって、飾る場所・花材に合わせて、いつもよりゴージャスに仕上げます。


行事やイベントを「装う」ためのお花なので、ゴージャス氣味が良いわけです。

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花材:白蔓(柳に白い塗料をつけたもの)、薩摩杉、赤いカーネーション


クリスマスカラーのお花で、いつもより豪快に仕上げてみました❣️

翼を広げて大空へ羽ばたく姿に見えるといいなぁ〜なんて考えつつ(笑)


カーネーション共通の花言葉は「無垢で深い愛」だそうですが、色別に他にも花言葉があるようで、赤いカーネーションは「母の愛」「愛を信じる」だそうで。。。(ΦωΦ)フフフ 届くといいな💗


さて、クリスマスのお花も家に帰ると別の花器で変身です😝


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変身前のお花は、少しゴージャスにいけすぎて家の置き場所には収まりきらず💦

小さめで高さのある花器にいけかえてみました。


お花はその時に出会った枝・花と自分とのコラボレーションです。同じ形のお花や枝には2度と出会うことは出来ません。

そう考えると、常に真剣に向き合わないといけないよね・・という想いが一層強くなります。


人との出会いもそれと同じ。出会ったり、離れたり、再会したり・・・いつも真摯に誠実に向き合えるか?を問われているように感じます。


少し早いクリスマスのお花を前に、涙腺が緩んだり、口角を上げて笑ってみたりしながら、いつになく真剣に楽しい時間を過ごしました。


お見送りのお花になるとは思わずにいけた花・・・いってらっしゃいませ!




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