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漂白剤と向き合う

すんごいタイトルですね、興味なんてないかな?そうです、今日はお手入れの話です。永遠漂白剤について書きます。興味のない方ごめんなさい!

夏が少しずつ終わりに向かう今、お洋服を見ると夏の汗との戦いの跡がね、、見えるものですよね。。39℃とかいってたし、しゃーない。

特に白物は、目立つ。夏にこそ着たい白物は、目立つのだよ。いやもう、ほんと、やめてくださいよぉ、、と音をあげたくなる。

毎度の注意点ですが、本文中のお手入れ方法はあくまでも私物で試した範囲ですので、年代物は個体差が大きいので、お手入れの際は自己責任で行ってくださいね。

漂白剤を使う前に

さて、そんなときに、さっさと漂白剤にさらしてきれいさっぱりやったりましょ!となりがちですが、これはあくまでも最終手段にしてください。

洗濯表示が残っていれば良いのですが、年代物はないこともしばしば。トラブルを避けるためにもシルクやウールの年代物は自分では行わない方が良いです。

そしてよっぽど放置していない限り洗濯で落ちることが多く、お洒落着用洗剤(→一部衣類のみ濃縮タイプの中性洗剤→更に一部のみ粉末洗剤)で洗濯してそれでも無理ならに試す方が良いです。また別途記事にできるようにしますね…!

漂白剤は、繊維を削る行為です。年代物に対して特に慎重になる必要があります。

酸素系漂白剤なのに白物だけ?!

最近の主流は酸素系漂白剤。ですが、液体と粉末では性質が異なります!これもうほんと、びっくりしました、、液体の酸素系漂白剤の感覚で粉末タイプを使うと後悔が待っています😱

さて、主に出回っている漂白剤についてまとめてみました。

そもそも漂白剤が使えないもの一覧
・水洗いできないもの(大前提ですね!)
・後染めのアンティークのお洋服などの水洗いで色落ちしやすいもの
・スナップボタンやバックシンチ、クルミボタンの土台などの金属がついているもの
・シェルボタンなどの天然素材の飾り付のもの
・シルクやウール、レーヨンなどのデリケート素材のもの
・金属染料で染められたもの
上記項目に当てはまらないことを確認してください。


そして漂白力が弱→強の順に並べてみました。

①液体の酸素系漂白剤
洗剤と一緒に使うこと。単体はダメ。色柄物OK!浸け置きには向かない。

②粉末の酸素系漂白剤 
浸け置きに最適、白物のみ
※浸け置きに向かないポリエステルやナイロンも避けた方が良い。(更に汚くなることも!)

③塩素系漂白剤
白物のみ
いわゆるハイターです。いくら綿の白物とはいえ、アンティークブラウスをさらす勇気はありません。年代物には考えない方が良いかと。(洗濯ダメージすらをも愛せる方は除く)

(※マイナーな還元系漂白剤についてはまだ調べているところです…ごめんなさい。ただ大学時代の記憶をたどると、時間が経つと再び酸化して復色してしまうことがあると聞いた気が、、)

おわりに

改めて漂白剤の話なんて、という感じですが普通のお洋服に対して書いてある物は多いと思うので、、こういった年代物のお手入れに対してはあまり見かけないので、、

この今現在の知識を詰め込んだだけなので、今後また追加していくと思いますが、その都度新たに書ければと思います。

ひとつのものを愛着もって大切に長く着ていきたいものですから。手間をかけるのもありかなぁ、とか。少しでも参考になれば嬉しいです。

ま、あくまでも私の私物で試しただけなので、そこは本当に注意して行ってくださいね…!

ちろ

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