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【大人バレエ日記】気をつけよう、リズム早どりマダム

今日もレッスンの予定だったけど、ちょっと暑さでバテ気味なのでサボってしまった。

脚の疲れが溜まってる。。たまには休息もしないとねー。


さて、先日のバーレッスンで、気になったこと。

その日はバーにつくのが遅くなり、空いてるのが先生の近くしかなく(先生にがっつり見られるので、みんなけっこう敬遠する。。)仕方なくそこについた。

私はとにかく覚えが悪いので、 前にお手本がいないと間違いまくる。

なのでバーの端はいつも避けるのだけど、私の前にもう一人いらっしゃり、助かった!と内心胸を撫で下ろした。

先生の目の前の場所って大体メンバーは決まっていて、先生を崇拝する秘蔵っ子さんか、先生と同キャリアぐらいのベテランさんか(ただし実力はもちろん差がある)

で、その日そこに陣取っていたのは、見るからに!のベテランさんのほうだった。

こなれた感じのウエアにも、お団子のヘアスタイルも、そしておトシ的にも、かなりのバレエ歴の長さがうかがえる。

実際にバーレッスンが始まり、その人の自信に満ちた動きを真似していると、自分までちょっとうまくなった気分。


バレエでもなんでも、習い事はやっぱり上手な人を見るって大事だなーと思う。

私がジムのゆるバレエを辞めたのも、それが大きな理由だった。

ジムだと本当に始めたばかりの人や、健康づくりのために参加する人が多く、長くやってる人でも、例えば5番ポジションもシュスもアンディオールも全部がゆるくて甘い。

教えてくれる先生がいくらよくても、実際に動き出したら自分の前やまわりの人の動きばかりが自然と目に入るわけで。

それらに影響を受けないわけがないと思うのだ。

自分がもっとちゃんとできてたら気にせずやれるんだろうけど、私の場合、目の前の人がシュスでグラグラしてると、自分までグラグラ軸がブレてくる^^;


今のバレエ専門スタジオに変えてから、周りはお手本だらけになったので、その心配はなくなった。

逆に自分が周りに迷惑かけてるんじゃ?と心配にはなるけど笑


もちろん、先生のお手本を真似できるのが一番いいので、現役で舞台に立ち、レッスン時もちゃんと動いて見せてくださる先生を選んで受けるようにしている。

中にはお年を召して、理論的なおしゃべりがたっぷり、動きは簡単につけるだけの先生もおられるけど、プロダンサーならいざ知らず、私みたいなビギナーには全くもって意味がない。


・・・おっと、寄り道が長すぎた。

そう、そのベテランさんのお話でした。

複雑なパもサッと覚えて動きも完璧。

アラセゴンドの脚は耳の上まで、若い子みたいに軽々と上がってて、羨ましい限り。

うわー、いいなあ。こんな風にいつかはなりたい。

と見惚れていたのだけど、バーレッスンの中盤あたりで、ん?と気づいた。

一旦気づいてしまうと、もうそれが気になって気になって。


バレエに限らず、エアロや他のダンスでも、ベテランさん、いや中高年によくあるケース。

その方はリズムどりがちょっと早かったのです。

おばさんになると、誰でもそうなるのかなあ。

エアロなんかだと、逆にリズムに遅れがちな中高年も同じ数ぐらいいるけど、バレエは遅れるより間違って動きが止まってしまうことが多く、リズムに「遅れる」人は少ない気がする。

その代わり、ゆっくりしたパでリズムを早どりして先走る人はけっこう多い。

実は私も最近、年相応にその傾向が出てきていて、油断すると気が急いて「前へ前へ」と先走ることが多くなった。

なんなんでしょーねー、これって。

歳のせいでなんでも遅れがち、忘れがちなので、遅れまい、忘れまい、とするあまりの裏返しの現象かしらん。


私はこの頃特に顕著なのは、しゃべりかなー。

人の発言が終わりきらないうちに、被せ気味に喋ってしまう。。

気をつけないと!


バレエ界のその「リズム早どりマダム」は、センターでも最前列でぶっちぎりの早どりでした^^;

今度から後ろに行かないよう気をつけようっと!





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