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申し訳ないがない


携帯をなくした。無くしたというか酔っ払ってタクシーに忘れた。27歳にもなって。

6連勤して(このままじゃ死ぬ!と思って一日だけ早上がりして推しと映画見た)最終日に前の職場の人と飲んでそんなに量は飲んでいないものの記憶を見事に無くして気がついたら家だった。
明らかに携帯がなくて、MacBookでライン遡ったらタクシーで普通に同期や友達に返信してた。多分なけなしの正気で返信したんだと思う。怖かった。

家のWi-Fiが切れていて朝イチで新宿に行って、Wi-Fiあるカフェに入って、レンタルWi-Fi借りるのにクレカ必要になったけどこの前財布落としたりで無くて親に電話して、手配してくれてた。母ちゃんが「でも偉かったね、色々調べたり頑張ったね」と言ってくれてそこで何かが崩壊していったんポロポロ泣いた。私は東京で一体何を……………。とりあえずMacでラインはできるようになり、そこから仙台へ。

朝の渋谷、ネズミが死んでて最悪だったな。

iPhoneを探すで光っていた場所に一緒に飲んだ同期が探しに行ってくれたりタクシー会社に電話をしてくれたりした。でも見つからず。

アプリで日記を書いてたから戻ってこず。この間は以前に使っていたスマホを使っていたのだけど札幌の時に使ってたものだから致死量の思い出を浴びてしまい死ぬかと思った。スマホにいる若かった頃の人たちが5年くらい経った姿で今も目の前にいるし脳が割れるかと思った。

なんとも生きづらい数日間、でも知ってる人達が近くにいて本当に良かったし嬉しかった。カメラもあってよかった。

帰ってきてどうにか再発行したSIMカードが届いていてどうにかSIMフリーのスマホを買いに行く。最初ずっと圏外で繋がらなくて本当に詰んだと思って血の気が引いた。しかもiCloudのIDとかも分からなくて泣きたくなった。なんだこの何もできない人間は。

なんとか開通して連絡が取れるようになって、ドッッッと疲れと安心が襲ってきてヘロヘロになった。寝ようと思ったんだけどなんかめちゃクチャ凹んでて、1人で全然いれなくて、推しのマブと遊んだ。

この前友達が機嫌の取り方として「自分のご機嫌とりは人に任せてみる」と、人に頼るイラストを描いてくれて私に頼られる人たちかわいそう〜と思いながらそんな色んな人に頼るわけじゃねーから許してくださいと思ってた。

無事昇華されて、帰りに札幌の大マブとも電話した。めっちゃ風邪引いてたのに私に宝くじの凄さを教えてくれた。相手の声が聞こえる電話ってすげーなと思った。


ずっと漠然とした不安があってなんだろうと思ったけど多分、何があっても連絡がすぐ繋がらないということと、親に私は何を返せるんだろうということ、注意して生きても無くすんならどうしようもなくね?という得体の知れない漠然不安がずっと頭の中にあって精神衛生上全然良くなかった。その反動なのか今日ずっと吐き気するし、買ってもらった亀の人形を会社にまで持ってきてしまった。

デジタルデトックスが出来たというより私にとってのスマホは、インスタとLINEと音楽だった。それが気づけただけよかったと思う。
連絡がつかない状態でする散歩はまじで何も楽しくないから気をつけたほうがいい。


スマホと引き換えに届いたGRはとても良い。
ありがとうGR。


1人で生きていけるよう頑張ってたけど難しい。たくさんの感謝を…。

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