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隠ぺいこども園①

昨今、不適切保育が話題である。横浜市もNHKの報道がきっかけで話題になった。動画を確認していながら1年以上も市は不適切保育を認定していなかったのだ。その報道自体を詳しくは説明しない。ちょっとした疑問を挙げるだけである。答えも用意されていない。

誰が何を隠ぺいしようとしているのか。
まだわからないことだらけである。
①山中市長はなぜ文書指導から3週間、報告を受けてから1ヶ月も今回の横浜市の不適切保育について自らメッセージを発しなかったのか。
(記者に質問されて初めて市の不適切保育について陳謝した)
②園長はなぜ不適切保育について十分な理解がないまま、独自調査で「問題なかった」と結論づけたのか。
③そして、市職員はなぜ動画に関する情報を丁寧に説明しないのか。
である。

山中市長は市長定例記者会見(令和5年3月8日)で2月に所管局から報告を受けたと答えた

市長行動記録を見れば、令和5年2月8日午後が報告を受けたと見て妥当だろう。
そして、所管局と2月14日午後にも打ち合わせをしている。
そこになぜか政策局の報道担当部長もいた可能性がある。

そして、令和5年2月15日に指導文書を発出

そこから3週間が過ぎる。

3月8日に初めて今回の不適切保育についてコメントしたのである。

子ども政策が1丁目1番地の山中竹春市長

報告を受けてからだと1ヶ月後になる。

遅くない?どういうこと?

それまで市長定例記者会見は令和5年2月9日、2月22日に2度、実施。
しかし、まったく不適切保育のことについてコメントがなかったのだ。
市長の1ヶ月の沈黙は何を意味してるのだろう。なぞである。
そうかと思えば3月8日の午後にはモノノフ(ももいろクローバーZのファンの総称)のみなさんに動画メッセージを送ってたりする。
動画メッセージは事前に作られていると考えられるので不適切保育の被害者に陳謝するよりも山中市長はモノノフのみなさんにメッセージを出すことの方が大切だったのかもしれない。本当にこども政策が1丁目1番地なのだろうか?これは本当に深いなぞである。記者会見で質問しなかったら、まだ発言していなかった可能性もある。山中市長はなにかを隠ぺいしたかったのだろうか。

次にもうひとつのなぞへ。
時を遡り、令和4年12月14日である。
この日、園のホームページにこのような記事が掲載された。
内容としては不適切保育を疑われた元保育士を園が独自で弁護士にヒアリングしてもらい、問題がなかったことを報告、さらに法的措置をちらつかせるものである。

法的聴取による報告書について(現在、令和5年2月15日の行政指導により削除済)

しかし、この調査自体がずさんなものだったのだ。園長と弁護士は不適切保育に関する十分な理解を持っていないまま聞き取りを実施し「問題なかった」と結論づけていたのだ。これは令和5年1月18日に市が園長と弁護士をヒアリングして発覚した。さらに令和5年2月に動画が市に再提示され、確認されたことにより行政指導を受け、この記事は市の指導で削除させられた。なぜ園長はこんなことをしたのであろうか。結果として園の「不適切保育」を隠ぺいしようとしたが失敗という形になってしまった。なぞである。


ネット情報まとめ(ちりつも山しらべ)

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